【運転免許を取得して10か月のペーパードライバーがトラックの縦列駐車なんて無謀だろ!】綾瀬運転研修2日目

綾瀬運転研修、2日目になった。

ハードなラジオ体操までの流れをこなし、朝食の後、直ぐに運転の練習になった。

物覚えの悪い私は、前日覚えた「安全運転10則」は、頭の中から完全に消去されていた。

私は、右折しながら・・・・・・

岡本、「右折時は、左斜め、後方の確認と、早めの合図!」

教官A、「右折する時に、何で、左斜め、後方の確認をするんだよ!」

岡本、「???・・・はい?」

教官A、「だから~、右折時は、対向車の確認と、歩行者の安全確保だろ! 右折する時と、左折する時が、ゴッチャになっているんだよ!」

岡本、「わかりました。すいません・・・・・・」

(※右折するときに左斜め後方の確認をしながらハンドル切ったら危ないだろ!と、言われそう・・・)

過去の重大人身事故の事故事例に基づいて、運転する時に必要な10項の安全規則を、理由もわからずに暗記しているだけなので、メチャクチャだった。

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マイカーですら縦列駐車出来ないのに2トン車で縦列駐車なんて危険だろ!

私は、免許を取得してまだ10か月・・・、マイカーですら縦列駐車なんて出来ないのに、2トン車で縦列駐車しようとしている。

岡本、「・・・・・・・・・・(頭、真っ白)」

教官A、「ハンドル切るタイミングが、違うんだよ!」

岡本、「はい!・・・・・・・」

教官A、「そのタイミングじゃないでしょ!」

岡本、「はい!・・・・・・・」

高校時代の野球部の弊害で、先輩からの話には、「はい!」、しか言えない環境にいたせいか、社会人経験もない私にとって、質問するとか器用な事は、ほとんど出来なかった。

しかしながら研修を終えて、営業所に帰って先輩の方々からは、良く面倒を見てもらった。

20年前の佐川急便は、完全な縦社会で、先輩への受け答えが出来ない人は、露骨に先輩との同乗中に潰されていた。

私は、高校時代の野球部の経験で、92キロの体重でも、厳しい状況でも耐えることは出来たし、先輩への受け答えもしっかり出来た。

だから、生き残れたのだろう。

綾瀬運転研修、2日目を終えても、何がなんだかわからなかった。

暗記が出来ない!運転下手!考え方最悪!それが昔の私

運転の練習をする実技の合間に研修室でビデオを見て、安全運転をすることが、いかに大事で、過去に佐川急便の社員も加害者になっているという説明を聞いても・・・

岡本、「(心の中)ま~、運が悪い奴が事故を起こすんだよ! それも、人生だしな!」、ぐらいにしか考えていなかった。

今から20年前は、飲酒運転をしてもそんなに罰則が厳しくなかったし、自分もそうだが、会社の中でも、かなりの人が、飲酒運転をしていただろう。

だから、仕事帰りに飲み屋に行って、一応2時間くらい仮眠して、アルコールが抜けていないのに、運転して帰ることもかなりあった。

平成11年の、東名高速の飲酒運転事故で、社会の気運が変わる事になる。

綾瀬運転研修2日目も、運転は、2トン車の長さ、幅、高さを把握することが出来ず、運転することが怖かった。

運転している時に行う指差呼称確認も、左折と右折が、ゴチャゴチャになったり、どのタイミングで指差呼称すればいいかもわからないまま、2日目が終わった。

30年前の佐川急便綾瀬運転研修最終日(新入社員研修最終日)➔ 【卒業検定で落ちこぼれ】新入社員研修は充実の6日間!綾瀬運転研修最終日

コチラも見て下さいね! 続編です。

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