【悪循環の見本!】年度末の人出不足が更なるクレームを生む原因に!?

年中クレームを受けているヤマト。

 

やはりクレームが多いのはお歳暮やお中元といった、繁忙期シーズンですが、それ以外となると年度末もクレームが多くなるシーズンです。

 

その理由は「人手不足」です。

 

近年、人手不足が囁かれるようになりましたが、ヤマトでは年度末は例年、どうしても人手不足が重なることからサービスの質が低下し、クレームが増える傾向にあります。

 

なぜ人手不足になるのか

 

年度末に人手不足となる理由の一つに、こちらでも取り上げたように引越しが増えることで、引越し部門の応援に手を回さなければならない点が挙げられます。

 

年度末はどうしても引越しが増えます。

 

そのため、引越し部門に応援に出さなければならないのですが、応援に出す側としても余裕がある訳ではありません。

 

しかし、引越しは切羽詰まっている以上、最優先で人を集約しなければなりません。

 

結果、他の部門が人出不足で悩まされることになります。

 

年度末で辞めていく学生が多い

 

年度末で辞めていく学生が多いのもまた、人手不足が顕著になる理由の一つです。

 

就職を控えた大学4年のアルバイトは、3月で終了となります。

 

ここで気を付けなければならないのは、契約社員の場合、3月15日までの雇用しかできません。

 

3月16日以降の場合、給与の振り込みが4月分となってしまい、二重雇用に抵触する恐れがあります。

 

そのため、「3月15日まで」が大学生の契約社員として働ける期日です。

 

しかし、じゃあギリギリまで…とはいかない事情もあります。

 

なぜなら契約社員の場合、有休があります。

 

そして多くの大学生は在職中に有休を取ることがありませんので、相当数の有休が貯まっています。

 

退社するまでにはそれらを消化しなければなりませんので、ともすると2月中から有給消化のために実質出社しない大学生たちもいます。

 

もちろんそれは正当な権利ですが、現場とすれば年度末、人手不足の中でそれまで現場を支えてくれた大きな戦力がいなくなるのです。

 

結果、現場は新人さんばかりで破損や誤仕分けが多くなり、クレームが増えるという悪循環を絵に描いたような状況となってしまうのです。

 

解決策はないのか

 

営業所、ベース、センター。

 

どこも引越しに人を貸すことになり、自分たちの人員がいなくなります。

 

さらには年度末で去っていく人もいます。

 

このような状況は、いわば「毎年のこと」です。

 

しかし、それでも状況が改善しない背景にあるのは、一つには国内の慢性的な人手不足もありますが、もう一つには口コミが広まってしまっていることが予想されます。

 

仕分けの現場作業は、忙しくなると怒号が飛び交うことも珍しくありません。

 

ましてや言われやすい人は「集中砲火」を浴びせられることもあれば、荷物が多くて誰もがイライラしていると、まさにイライラのはけ口としてあれこれ言われることも珍しくありません。

 

それこそ初日でまだまだ右も左も分からないような大学生アルバイトに罵詈雑言が浴びせられ、その日以降こなくなってしまう…といったこともあります。

 

現場とすれば「使えないから怒った」なのでしょう。

 

しかし、罵詈雑言を浴びせられた側とすれば周囲に「ヤマトではバイトしない方が良いよ」と吹聴することでしょう。

 

それは風説の流布だとかではなく、自分の実体験に基く正確な意見です。友人からそのような話を聞けば「じゃあヤマトでバイトするのは辞めよう」となるのは当然です。

 

そして、そのような「被害」に遭った作業員は一人や二人ではありません。

 

事務レベルでも、現場のベテラン作業員に対し、アルバイトには優しく接するようにと注意はしているものの、忙しくなるとそのようなことは忘れてしまうのでしょう。

 

さすがに暴力沙汰こそないものの、強面の大人が高校生や大学生のアルバイトに向かって罵詈雑言を浴びせかけている姿を見かけると、アルバイトの求人を出しても人が集まらないのも納得せざるを得ません…。

 

派遣に頼らざるを得ない状況も…

 

そのため、年度末はいわゆる派遣バイトに頼らざるを得ない状況なのですが、派遣バイトは当然ですが仕事に慣れていません。

 

ともすれば、その日どのようなことをするのかさえ知らされておらず、いきなり現場を指定され、「今日はここで頑張ってください」といったケースも珍しくありません。

 

また、派遣の場合、連続性がありません。

 

毎日のように異なるスタッフが派遣されてくることになりますので、仕事に慣れることが難しいです。

 

いわば、毎日が「今日が初日です」というスタッフと作業をしなければなりません。

 

結果、作業のクオリティはどうしても低下せざるを得ませんので、誤仕分けや破損は増えてしまいます。

 

それが結局はドライバーの負担増、並びにクレームにも繋がります。

 

代わりがいくらでもいる時代であれば罵詈雑言を浴びせることで「残る人間だけでいい」という姿勢も通用したことでしょう。

 

しかし、人がいない今の時代、営業所やベースの作業員もまた、一人一人が「人材がいない時代」だということを自覚しなければならないのですが…。

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