【ヤマト運輸の情けない話】女子高生を蹴って外資系のクレバーな親からクレーム!

クレームといえばお客様から会社に対してが一般的だが、時には、面白い?と言っては失礼だが、本当に様々なクレームがあるものだと思い知らされる。

 

アルバイトをしていた高校生の親からのクレームが、ヤマト運輸の副ベース長を巻き込んだヘビークレームになってしまった。

 

事の発端はヤマト運輸の社員による「蹴り」

 

ベース作業の社員がアルバイトの女子高生を蹴り飛ばし、その女子高生の親から本社にクレームが寄せられ、本社からベースに連絡がきた。

 

「会社内のいざこざ」ではなく、「暴行事件」と言われても反論できない。

 

まだまだスマートフォンが登場して間もない頃だったがために、SNS等での拡散がなかった点だけが不幸中の幸いだろう。

 

仮に今の時代、同じことが起きていたらこの問題は社会問題にまで発展し、ベースどころかヤマト運輸本社からお詫びしなければならない事態になっていた可能性すらある。

 

鉄板入りの安全靴で女子高生に蹴り…

 

事件の発端はベースでの仕分け作業の前に行われていた朝礼で起きた。

 

ヤマト運輸の社員が朝礼をしている最中、その女子高生は友達と一緒に話をしていて朝礼を聞いていなかった。

 

それに憤慨した社員が女子高生の足を蹴ってしまった。

 

蹴ったという行為ももちろんだが、ドライバーやベース作業員は安全靴を履いている。

 

安全靴は荷物の落下等、トラブルによる怪我防止のために爪先に鉄板が入っている。

 

鉄板が入った安全靴で女子高生をサッカーボールを蹴るかのように蹴ってしまった。

 

その時は何もなかったものの、後日、その女子高生の親からヤマト運輸の本社に連絡があった。

 

蹴られた女子高生の親はクレバーだった

 

その際、女子高生の親はとてもクレバーだった。

 

運送会社に送られるクレームは、その多くが感情的なものだ。

 

問題の解決をと考えられたクレームではなく、行き場のない怒りをぶつけるためのクレームが多く、電話では何を言っているのか分からない程、怒っているケースも多い。

 

しかし、被害者の女子高生の親はとてもクレバーだった。

 

女子高生の親、「安全靴には鉄板が入っていたと聞いたが、鉄板で蹴ったことということか?」

 

女子高生の親、「これは会社内に於ける指導や教育ではなく暴行事件だ!」

 

などなど・・・、冷静に事件の内容を把握しようとしていた。

 

どのような事情があれ、安全靴に鉄板が入っている・いないに関わらず、アルバイト先の社員が女子高生を蹴ってしまうなど非常識にも程がある。

 

しかし、問題はこういったクレバー型のクレームだ。

 

いわゆる激高型のクレームは、問題を解決することは難しくない。

 

相手の気が済むまでクレームを聞いていれば良いので、時間と共に相手の怒りもトーンダウンする。

 

しかし、クレバー型のクレームは、相手が納得する答えを出さないと終わらない。

 

事実、本社からの連絡を受けた後、連日、副ベース長が被害者の親に電話をしていた。

 

被害者の親の要求は加害者の正社員の処分

 

被害者の親の要求、「正社員の処分をしろ!」だった。。

 

加害者の正社員を解雇にしろということではなく、会社内でしっかりと処分を下さないのであれば、ヤマト運輸は問題が起きた時に処理が出来ない会社とみなして、警察に事件の内容を話す、という話になってしまった。

 

被害者の女子高生の親は、外資系の証券マンだったらしい。

 

理路整然と話す物言いで、正直、助かった面もあった。

 

というのも、被害者の女子高生の親は日常がかなりの激務のようで、数日もするとこの問題がどうでもよくなってきたのか?、副ベース長の必死のお詫びが実ったのか?、案外あっさりと解決してしまった。

 

その女子高生がすぐにバイトを辞めたのは言うまでもない。

 

アルバイトの女子高生を蹴った正社員の処分

 

アルバイトの女子高生を蹴った正社員の処分は何もなかった。

 

2018年に起きた出来事なら処分なしでは、済まされなかっただろう。

 

今の時代なら問題を起こした社員が会社に残るのは難しいと思う。

 

情報が洩れてヤマト運輸が問題を放置したとなれば、「ヤマト運輸はアルバイトの女子高生を蹴った正社員を処分もなく雇っている」という評判が広がる可能性もある。

 

しかし、当時は、フェイスブック、ツイッター等のSNSもそこまで猛威を振るっていた訳ではなかったのでお咎めなしだった。

 

もちろん口頭での注意と、次に問題があった時は処分するという話で、問題は解決してしまった。

 

ドライバーの教育は徹底しているヤマト運輸だが?・・・

 

ヤマト運輸は、ドライバーに関しては徹底した教育を行っている。

 

新入社員への研修もしっかりしているし、服装や髪型に関してもマニュアルが用意されている。

 

一方で、ベース作業員に関しては悪く言えば野放しだ。

 

お客様と直接向き合うわけではないので、会社の方針で「荷物を仕分ければよい」との考えもあるのだろう。

 

しかし、そんな考えがこのような事件を起こしたのも事実だ。

 

ベース作業員は、事故を起こしたドライバーが「島流し」される場所としても知られている。

 

トラブルが起きるのも不思議ではないが、安全靴で女子高生を蹴ったという話は聞いたことがない。

 

この事件が起きてから、ベースの作業員たちの風紀に何かしらの影響が出ているとすれば、この事件も無駄ではなかったことになるのだが?・・・。

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