【ヤマト運輸が身内をかばわないのは常識】ベースで仕分け作業をしていた契約社員が非情な解雇通告

管理人からの一言

 

今回の記事は、ヤマト運輸で5年間、事務職を務めていた知り合いに執筆依頼をしました。

 

ヤマト運輸や佐川急便という大企業は、営業所などでの管理者(ヤマト運輸の場合、支店長、佐川急便の場合、店長(所長)が人間味のある人物だと働きやすい環境で仕事をすることが出来ます。

 

しかし、その逆だとドライバーや事務員は、大変な苦労を強いられることになります。

 

そして、一人の社員やアルバイト、パートの人生を左右しかねません。

(佐川急便時代、店長に目をつけられて(ダメな意味で)他の営業所への異動や人事で降格処分をされた戦友を何人も見てきました)

 

仕事をしない、出来ない、という理由での異動や処分なら納得も出来るでしょうが、明らかに違うケースも残念ながらあります。

 

今回の話は、会社の為に働いてきた仲間にも情け容赦のない大企業の話です。

 

知り合いの執筆者の意図をくみ取り、なるべく原文のままブログに載せています。

 

かる~い気持ちで読んでくださいね。

 

ヤマト運輸のベースで荷物の紛失騒ぎが起きた

 

ヤマト運輸という会社は紛れもなく大企業だ。

 

内情を知っている人間とすれば、おそらく誰もが「おかしな会社」だと思うことだろう。

 

しかし、外から見れば一部上場の大企業だ。

 

一部上場の大企業だから真っ当な企業なのだろうと思っている人も多いが、実際にはそうでもない。

 

むしろ、理不尽でおかしなことも度々起こる。

 

今回の話は、ヤマト運輸のベースで起きた「非情な身内切り」の話をお伝えします。

 

ヤマト運輸のベースには毎日何十万個もの荷物が集まっています。

 

ヤマト運輸のベースは営業所やセンターに荷物を運ぶ中継基地の役割を担っている為、時には荷物が行方不明になることもあります。

 

例えば、作業所の隅に荷物が置かれたままだったり、ボックスの下に荷物が入ってしまって誰も気付かない、なんてことも日常茶飯事であります。

 

そして、ヤマト運輸では「VIP」と呼ばれている荷物があります。

 

一般の宅配ではなく、「大切なもの」(貴重品)に関してはベルトコンベアで荷物を流して仕分けするのではなく、手作業で仕分けをしています。

 

ある日、その「VIP」(貴重品)の荷物がなくなってしまいました。

 

ヤマト運輸のベース関係者の認識は、大事件です。

 

そして、犯人捜しが始まりましたが、残念ながら犯人を特定する決定的な証拠は出てきませんでした。

 

「VIP」(貴重品)の仕分け場所には防犯カメラも設置されているので映像を確認しました。

 

一人近くを通った社員がいたのみで犯人を特定できる決定的な場面はありませんでした。

 

犯人が特定できないまま話はそれで終わり・・・にはなりませんでした。

 

今回の件で一人、実質的な解雇処分になってしまいました。

 

防犯カメラに写っていた契約社員の契約延長はしない

 

これは少々細かい話ですが、ヤマト運輸は契約社員とアルバイトの雇用業態が異なります。

 

ヤマト運輸のアルバイトはベースや営業所で雇います。

 

一方、契約社員の場合は短時間労働者でもヤマト運輸の社員になります。

 

関東地方のヤマト運輸の契約社員はベースに雇われているのではなく関東支社で雇われています。

 

基本的に半年の雇用契約で、半年に一度、関東支社から契約社員全員の雇用契約延長の書類が届きます。

 

しかし、一人だけ雇用契約延長の書類がない人間がいた。

 

その一人とは「VIP」(貴重品)の荷物がなくなった際、決定的な証拠映像ではないもののカメラに写っていた作業員でした。

 

荷物を盗んだという決定的な証拠があった訳でもないのに「防犯カメラに映っていた」という理由から、関東支社では契約の延長はしない、という対応でした。

 

冷静に考えると、関東支社の人間が映像を見たわけではないので、ベースの誰かが「彼が映っていたので犯人かもしれない」と報告したのだろう。

 

まさに身内からの裏切りにあった彼は、失意のまま職場を去ることになった。

 

彼が犯人でないなら犯人扱いされて職場を去ることになる。

 

臭いものには蓋、疑わしき者には解雇、それがヤマト運輸

 

今回の事件では、作業員から上長に様々な意見があった。

 

犯人扱いされた契約社員をかばう、意見も数多くあったのだから「物を盗む」人物とは思われていなかったようだ。

 

決定的な証拠が映っていないにも関わらず犯人扱いされた契約社員は、スケープゴート(身代わり)ということだろう。

 

ヤマト運輸としても誰かを犯人にしなければ話が収拾しない。

 

そう判断したからこそ「近くを通った」だけの人間を犯人にしてしまった。

 

ヤマト運輸では、今後、もしも同じようなことがあれば身に覚えのないことでも犯人となり、契約が終了してしまう可能性がある。

 

悪しきヤマト運輸の判例を作ってしまった、と言わざるを得ない。

 

上長に激しく抗議した現場作業員もいたようだが、上長の現場責任者は基本的に事なかれ主義だ。

 

数日もすれば何もなかったかのように、元からいなかった人間かのように、誰も彼のことを口にしなくなった。

 

業務委託、契約社員、アルバイト、パートは企業からすると使い捨て

 

残念なことにヤマト運輸では、今回の話は特別な話ではない。

 

何かあれば、誰かに罪を被せて責任を取ってもらう。

 

普通は、荷物がなくなったのだから、その場所を管理している責任者が責任を取る、というのが筋だろう。

 

犯人扱いされた契約社員は何十年もヤマト運輸で契約社員として働いていた。

 

そんな人物が防犯カメラがある貴重品室の「VIP」(貴重品)を盗むとは到底思えない。

 

しかし、関東支社としては、彼のパーソナリティなど関係ない。

 

疑わしき人物がいたから犯人扱いして事件を終息させる、ことが仕事だ。

 

犯人扱いされた契約社員が犯人ではない場合、真犯人はお咎めなしということになるが、関東支社も現場責任者も事態の収拾がつけば問題ない。

 

「犯人と思わしき人物を特定して処分した」ことで、「終わった話」ということだ。

 

ベースの現場責任者が、自分を顧みず(自分を犠牲にして)関東支社が下した処分に物申す、といった気概のある責任者は一人もいない。

 

むしろ「あいつで済むならそれでOK」的なノリだったであろうことは容易に想像できる。

 

そして、再びこのようなことが起きれば、また誰かしらを「差し出して」事なきを得るのだろう。

 

今後の防犯強化策に熱い議論をする訳でもなく、社員に逐一説明して対応を協議する訳でもなく、犯人候補を犯人として事態を収束させる。

 

それが、ヤマト運輸の真骨頂だろう。

 

業務委託、契約社員、アルバイト、パートは、企業からすれば使い捨て、だということを肝に銘じて仕事をしなければならない。

 

【ヤマト運輸の委託切りが始まった】繁忙期過ぎれば使い捨て!check

 

関連記事はコチラに載せておきます。(2020年9月18日改訂)

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