【暴力団等反社会的勢力からのクレーム】に毅然と対処する方法

暴力団を始めとする反社会的勢力からクレームを受けたとき、あなたならどのように対処しますか? 今回は反社会的勢力とは、いかなるものなのか、そしてそこからの接触やクレームを受けたりしたときはどのように対処したら良いのかなどについて切り込みます。

 

「反社会的勢力」とは

 

日本政府の「犯罪対策閣僚会議幹事会」は、その申し合わせにより、「企業が社会的勢力により被害を防止するための指針」を公開しています。

 

それによれば、反社会的勢力とは次のように定義されています。

・端的に「暴力団」  ・暴力団が「組織実態を隠ぺいしたもの」 ・暴力団関係企業  ・総会屋  ・社会運動標ぼうゴロ  ・政治活動標ぼうゴロ  ・特殊知能暴力集団など

 

反社会的勢力からの民間への接触方法

 

彼らはありとあらゆる手を使って民間人・企業に接触しようと図ります。中には巧妙な手口もあるので、注意が必要です。

 

方法その1:雑誌の購読 

 

これは典型的な例ですが、一見反社会的勢力が発行したとは思えない雑誌がいきなり企業に送られてくることがあります。

 

または、一見反社会的勢力に属しているとは思えない風体の人がこうした種類の雑誌の購読を勧誘に来ることがありますす。これが彼らの常套手段なのです。

 

対処その1:

 

雑誌が郵送なり宅配なりで送られてくるときには「振込用紙」が同封されています。絶対に振り込んではいけません。その雑誌は送り主が分かっていれば丁重な断り状を付けて送り返します。送り主なり宛先などが不明な場合は、総務なり然るべき部署で保管し、相手から接触があった際に対応できるようにしておきます。

 

実際に雑誌の勧誘に人が訪ねてきたときは、まず面会そのものを断るべきです。万が一、会ってしまった場合でも絶対に購読を受けてはいけません。万が一面倒になりそうだと感じて支払ったりすると、「反社会的勢力への寄付行為」とみなされる場合があります。

 

方法その2:スタッフの対応ミス 

 

スタッフの対応ミスがきかっけで暴力団に特別なサービスを提供するようになってしまったというケースもあります。相手に脅されてその要求に一度でも応じてしまえば、その要求は限りなくエスカレートし、際限がなくなります。

 

対処その2:

 

こうした場合の対応は大変に難しいものです。そもそも、このような事態にならない為にも、不当な要求には応じない、上司に相談するなど組織的対応が大原則なのです。

 

不当な要求が続いたとしても、それを受け続けてはいけません。一度受けてしまったならば、出来る限り早い機会にそれを是正するべきです。

 

それでもなお、受入れられないような不当な要求が続く場合は、警察に相談すべきです。

 

方法その3:トラブルの仲裁 

 

あるお客様とトラブルになり、その対応に苦慮していたところ、こちらから頼んだわけでもないのに「仲裁」してくれるケースがあります。

 

仲裁してくれたお客様には「借りができた」ということで、特別なサービスをしたところ、これが常態化し要求がどんどんエスカレートして行きます。

 

こういったケースでは、最初のトラブルのお客様と仲裁者が「グル」であることがあります。

 

対処その3:

 

仲裁などで助けてもらったお礼と、それからのサービスとは切り離して考えることが大事です。例えば、企業として取引を始めるならば、ルールに則り「反社チェック」を行うなど取引を開始するか否かの総合的判断に委ねることが必要です。

 

最終的には警察に相談するのがベスト

 

一般のお客様からのものか、反社会的勢力からのものかは別として、いかなるクレームに対しても真摯に対応しすべきことは言うまでもありません。間違ったことに対しては直ちに訂正し素直に謝罪するべきです。

 

しかし、反社会的勢力のクレームがエスカレートし、不当な要求をしてくるようでしたら、直ちに警察に相談することです。警察は捜査4課(暴力団対策本部)が担当ですが、110番にダイヤルするだけで、課の指定までする必要はありません。オペレーターが必要な部署に繋いでくれます。

 

暴力団からのお礼参りはないのか

 

警察それも捜査4課の担当者によれば、「お礼参りは決してない」ということです。逆に警察に通報するなどの対処をする個人・団体は手強いと感じ、それからは接触して来ないケースが多いとのことです。

 

これからは反社会的勢力との問題が生じたら安心して警察に相談しましょう。

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