【サプライズが台無し!】クリスマスにヤマトに寄せられたとあるクレームとは?

今では運送業者にとって時間指定は珍しいものではない。

 

時間を指定しての配達を希望するお客の思いとしてはいくつかのパターンがあるが、一番多いのは特に意味がある訳ではないものの、「その時間であれば相手がいる」と思われる時間指定。

 

特に近年は共働きの家庭も多いだけに、「誰か家にいる時間」を指定しての配達が多いのもよく分かるし、運送業者側としてはありがたいものだろう。

 

運送業者にとって再配達ほど効率の悪い物はない。

 

本来であれば一度で済むことを二度行わなければならないのだ。

 

もちろん受け取り側にもそれぞれ事情があるのもよく分かるので致し方ないことであることも重々承知している。

 

一方で、時間指定に関してはクレームが多いのも事実だ。

 

どのクレームも根底にあるのは「時間指定じゃない時間に荷物が来た」というものだが、クリスマスシーズンに寄せられたクレームは、ドライバーを攻めることができないものの、時間指定にも意味があるものだと改めて気付かされた。

 

時間指定は「サプライズ」のためだった

結論から言うと、時間指定はとあるサプライズのためのものだった。

 

子供のためにと思って親が購入し、子供がいない時間に配達してくれるよう指定したものだった。

 

しかしクリスマス間近ということもあり、荷物量の増加のおかげで時間指定がずれ込んでしまった。

 

時間にすれば30分程度だったのだが、ずれたことには違いない。

 

結果、荷物を届けた時間にお子様が帰宅していたので、サプライズを仕掛けるつもりが、あろうことか子供の目の前で子供に渡す商品が送られてきたのでバレバレだったと。

 

サプライズが失敗してしまったのも、いわば時間指定を厳守しなかったから。

 

相手としてもクレームをつけたところで時間が戻らないのは分かっていても、やり場のない怒りがあったのだろう。

 

こちらとしてもサプライズという点を抜きに、時間指定を守れなかったのは事実である以上、決して「理不尽なクレーム」を受けている訳ではないので謝るしかない。

年末は運送業界にとって繁忙期

決して言い訳をするつもりもないし、そのドライバーをかばう訳でもない。

 

時間指定の時間内に荷物を届けることができなかったのはドライバーだけではなく、会社全体としてのミスだ。

 

ドライバーだけを責めるのは酷な話だが、一方で年末は運送業界にとっては繁忙期。

 

まず、お歳暮のおかげで荷物量が一気に増える。

 

これだけでもドライバーだけではなく、会社全体にとって大きな負担となる。

 

さらには先に挙げたような遠方へのプレゼントも増える。

 

祖父母から孫へ、あるいは離れて暮らしている子供へ…といったように、クリスマスということでプレゼントを届けることが増える。

 

さらには年末年始の帰省等に向けて手荷物を減らすために送れる荷物は送っておくというものもある。

 

このおかげで毎年12月はどの運送会社にとっても大変な時期だ。

 

ましてや近年はネット通販の荷物量増加や人出不足もあり、年中大変だ。

 

さらにただ単に荷物量が増加するだけではなく、どの運送業者もフル回転だし、さらにはクリスマスともなればイベントシーズンでもある。

 

道路も混みあうなど、運送業者にいとっては「逆風」が多くなる時期でもある。

 

時間指定の順守が難しくなる時期だからこそ

普段であれば余裕をもって時間指定に対応できるとしても、12月の場合、どうしても運送業界としても自分たちの頑張りだけでは対処できないことが増えてくるのも事実。

 

それこそ道路が混んでいて…といった場合、ドライバーは頑張りようがない。

 

ドライバーとしても好きで時間指定の時間に遅れてしまった訳ではなく、最善の結果であるのは言うまでもない。

 

かといってお客様とすれば「指定した時間に来ない」になる。

 

運送業者の大変さは多くの方がご理解してくれるようになったとはいえ、それはあくまでも大局的な話だ。

 

まだまだ個人という小さな単位の話で、特に時間指定ともなれば「運送業者も大変だろうから仕方ないよね」ではなく「大変なのは分かるけど指定したんだから」と思う人の方が圧倒的に多い。

 

それらを考えると、ドライバーにできるのは他の季節以上に時間指定に対してデリケートになることしかないだろう。

 

「普通に配達することさえ難しくなる季節」であることが分かっている以上、大変ではあるがそれに対応しなければならない。

物分かりの良いお客様だけではないからこそ

12月が忙しい時期だということを分かってくれるお客もいる。

 

だが、割合とすれば少数派だ。

 

時間がずれても「大変な中ご苦労様」と労ってくれる人もいるが、あくまでも少数派だ。

 

むしろいろいろと忙しくてイライラしている中で指定した時間に荷物が届かないことに、ここぞとばかりに怒りを露わにしてくるお客もいる。

 

「忙しい時期だし許してくれるだろう」などと甘い考えを持たずに、他の季節以上に時間指定の荷物に気を使うことが求められるだろう。

 

心情的には「この季節の少しの遅れ位大目に見てもらいたい」が本音だが、お客としては「制度があるから利用しただけ」だ。

 

つまるところ、時間指定に関しても上層部が決めたことで現場が混乱しているという話になるが…。

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