ベイスターズもヤマトの被害?大企業だからこそ思わぬミスも

そこまで大きなクレームと言う程ではないが、実はヤマトのとあるベースが横浜ベイスターズ(現DeNAベイスターズ)に迷惑をかけてしまったことがある。

 

 

意外に思うかもしれないが、ベイスターズの2軍の荷物の運搬はヤマトが行っていた。

 

そして、その荷物をこともあろうに誤仕分けしてしまったことから、本来であれば届くはずの荷物が届かず、ベイスターズの2軍の選手たちはユニフォームではなく、練習着で試合をする羽目になってしまったのだ。

 

 

ベイスターズ側は大人だったから良かったものの…

 

事の顛末の結果から言えば、賠償云々ではなく注意という形で終わった。

 

この点に関してはヤマト側としてもほっと胸をなでおろしたのは言うまでもない。

 

仮に1軍戦であればさすがにここまで穏便には済ませてもらえなかっただろう。

 

2軍戦ということで、「気を付けて下さい」で済んだことはヤマトからすれば当時の横浜ベイスターズの関係者に頭が上がらないだろう。

 

誤仕分けとは?

 

誤仕分けとはヤマトの関係者であれば現場に出ていないとしても毎日の様に耳にしている言葉だろう。配送先を間違えて仕分けしてしまうことだ。

 

誤仕分けは人間の手作業なため、やはりどうしてもミスがでる。

 

ヤマトでは「万分率」なる数字を出している。

 

これは10,000万個中にどれくらいミスがあるのかだが、20以下であれば及第点といったところか。

 

だが、数字以上に問題は「ミスの質」が問われている。

 

というのも誤仕分けが出た荷物は赤帽に個別に配送依頼するのだ。

 

そのため、ヤマト側としてもお金がかかる。

 

そして、どれくらいお金がかかるのかと言えば距離だ。

 

例えば山梨に運ぶはずの荷物が西東京市に行ってしまった場合、そこまでの損失にはならない。

 

港区に運ぶはずの荷物が中央区に行っているとかであれば、ほとんど手間などかからないだろう。

 

だが、神奈川県に行くはずの荷物が長野県に行っているとか、山梨に行くはずの荷物が九州に行っているともなればいくら万分率が良くても余計な経費が掛かっていることになる。

 

万分率は0でなければならないが

 

本来、万分率というのは0でなければならない数字だ。

 

だが、現実的に万分率が0になるのははっきり言って不可能だろう。

 

これはヤマトをバカにしている訳ではない。

 

やはり人間がアナログで仕分けをしている以上、ミスは出る。

 

ましてや忙しい時期ともなれば仕分け現場はゴミ屋敷も真っ青なほど、荷物の山ができている。

 

その状況でありながら、現場の責任者は速く終わらせたい一新で荷物の仕分け作業をストップさせることはない。

 

むしろ「早く仕訳けろ」と言わんばかりに作業員たちを叱咤激励する。

 

焦りが出ればベテランの仕分け作業員でも時にはミスが出てしまうものだ。

 

誤仕分けに関するクレームは実はそこそこある

 

実は誤仕分けに関してのクレームはそこそこある。

 

これはとあるベースに寄せられたクレームだが、何でも企業ではなく個人が出した荷物が3回連続で誤仕分けされて相手先への配送が遅れたと。

 

これはクレームを受けても仕方ないだろう。

 

1度程度であれば「そこまで目くじらを立てることはない」と思っても、3度も続ければクレームの一つでも入れたくなるだろう。

 

それを考えると、冒頭の話だが相手がベイスターズだったのは不幸中の幸いだろう。

 

ベイスターズには申し訳ないが、もしも他の企業、あるいは個人であれば今回のようなことが起きたら損害賠償騒ぎに発展していたとしてもおかしくはない。

 

また、その時荷物を頼んだのはベイスターズとしても初めてではなく、何度かヤマトのお世話になっていたし、今後もお世話になるからこそ、穏便に済ませてくれたのだろう。

実は誤仕分けはヤマトが本腰で取り組まなければならない問題

 

先に誤仕分けに関して「人が行う以上仕方がない」と話したが、実は誤仕訳問題こそヤマトがもっと本腰を入れなければならない問題だ。

 

先にもお伝えしたように、誤仕分けが出た場合、赤帽に別途依頼することになるので経費がかさむ。

 

その額はここではまずいだろう…と思うような額だ。

 

つまり、もしも誤仕分けの経費をもっと削減することができればその分を他で回せるのだ。

 

ドライバーのお給料だって上げられるだろう。

 

ベースの作業員の時給を上げて品質を高めることもできるだろう。

 

しかし、実際には赤帽、更には誤仕分けだけではなく破損の弁償金等で出費がかさみ、かさんだ出費のおかげでベースの人件費、つまりは作業員の削減をしなければならず、人手不足の中でさらに人手不足を招き、品質の悪化を招くという負のスパイラルができあがってしまっている。

 

人件費を下げればクオリティが下がるという極々当たり前のことをもう一度しっかりと認識すべきだろう。

 

「人件費を下げたけど今までと同じクオリティで」というのは、経営者の傲慢でしかない。

 

だが、ヤマトに限らずこのように考えている経営者は国内で大多数を占めているのも事実だ。

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