【佐川急便の正社員が副業をすることを認められた本当の理由】退職後は確定拠出年金で何とかしろ!

以前の佐川急便では副業は禁止されていました。

私の先輩や仲間もある日突然会社に出勤しなくなり、噂話で「副業をしていて懲戒解雇されたらしいよ」という非情の話を聞いたことがありました。

※ 以前の佐川急便では副業は絶対に禁止で副業をしたら解雇される、と言われていました。懲戒解雇になるか自主退社にになるかは、営業所での貢献度や心象(心に受ける印象)で決められていたようです。

しかし、そんな時代から年月が過ぎ社会情勢も大きく変わりました。

SGホールディングスは2013年に企業年金基金を解散して、自分で運用する確定拠出年金になりました。

自分の老後の事は、自分で何とかしろ! 会社は、そこまで面倒は見ないぞ!

と、案に言われているような気がしたことを覚えています。

そして、2017年に正社員のセールスドライバーとして「週休3日制、副業も解禁」という内容で求人の募集を始めました。

その時の記事がこちらです。➔ 佐川急便、ドライバーに「週休3日制・副業OK」 試験的に導入check

同業他社でなければ副業をすることは特に問題ない、「本業の会社は温かい目で?見守るよ」という方針転換をしました。

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佐川急便のセールスドライバーは副業をする時は上長に相談しよう

しかし、副業が許されない場合もあります。

関連記事はコチラです。➔ 【佐川急便社員がヤマト運輸で副業するのは何故禁止?】副業、兼業の促進に関するガイドラインの変更check

佐川急便では副業をしてもいい、ということになりましたが副業をする時は必ず上長(係長以上)に相談するなどして逃げ道は作っといた方が得策です。

万一、「そういうケースでは副業は認めれていないよ」と言われた時、「上長には相談しました」と言えることで責任を免れることが出来るからです。

間違っても自分の勝手な判断で相談なしに副業することは、昔みたいに突発解雇にならなくても後で面倒なことになり兼ねないので上長(係長以上)には必ず相談しましょう。

ここからは、一般的な副業のうんちく話を照会致します。参考までにお読みください。

何故?サラリーマンは副業が必要になったのか?

厚生労働省の指針に基づき、会社への事前の届出(承諾)を前提に、副業もできるようになりつつあります。

もちろんどんな副業でも認められるというわけではありません。

そこで、今回は本業の会社が認めてくれそうな副業についてご照会致します。

家族を養うに十分な給料を貰っていると実感できるサラリーマンはどの位いるでしょうか?

サラリーマンが副業をしなければならない理由はいくつか考えられます。

1 給料が上がらない

国税庁が発表している「民間企業に属する給与所得者の平均給与」によれば、2007年の平均給与は437万円でした。

その10年後の2016年は421万円と平均給与は上がるどころか下がっています。

結婚して子供を産むことが難しい時代になったな、と思います。少子化は平均給与が上がらないことも原因のひとつです。

給料がいつまで経っても上がらなければ「副業」をするしかありありません。

2 将来貰える年金額が減りそうだから 

年金の平均支給額は年々減っています。今から30~35年後には年間支給額が今より年間で30万円ほど減ると試算されています。

3 税金が増えるから 

2018年~2020年にかけて増税がされたもの、増税が予定されている税金は以下のとおりです。

・ 2018年10月 タバコ1本あたり10円増税

・ 2019年1月 「国際観光旅客税」が施行され、日本から出国する度に一人1,000円徴収される(出国税)

・ 2019年10月 消費税が8%から10%

・ 2020年10月からワイン、第3のビールが増税される予定

これでは益々「可処分所得」(所得のうち税金、社会保険料などを除き、個人が自由に処分できる部分)は減るばかりです。

給料が上がらない、税金は増えるでは「踏んだり蹴ったり」の状態です。

そして、コロナウイルス騒動で今後、増税は間違いない状況です。 

4 老後の資金を蓄えるため

平均寿命は男女ともに延びています。2017年7月に厚生労働省が2016年の日本人の平均寿命を発表しました。

男性が80,98歳、女性は87,14歳で、いずれも過去最高齢を更新しました。世界では男女ともに、香港に次いで第2位でした。

マスコミ等では「人生100年計画」も取り沙汰されています。

年金の受給額も減っている最中、平均寿命が延びれば老後の蓄えは益々重要な意味を持ちます。

できれば、定年後も続けられる「副業」をやりたいですね。

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会社が認めてくれそうな副業

これからご照会する副業は、自分が今現在働いている本業とは別の業種の副業です。

そしてもう一つ大事なことは、副業としては認められるかも知れませんが、リスクのあるものは除外します。

例えば、FX、株式投資、仮想通貨、不動産投資などです。

副業のカテゴリー別分類

副業は大別して次の3つのカテゴリーに分類されます。

➀ 肉体労働 配達員、居酒屋店員、コンビニ店員など

➁ 頭脳労働 インターネットを使う職業、ライターなど

➂ 技能労働 翻訳、塾講師など資格、経験がものをいう職業

肉体労働の副業

インターネットが現代ほど普及する以前の副業、アルバイトと言えば肉体労働が基本でした。

肉体労働といってもかなりの種類があります。

今回は、➀の肉体労働系の副業を照会します。

配達員、引っ越し業

・ 最近話題のUberが始めたフードデリバリーサービス

・ 宅配業

ウイークデイ本業勤務の人でも宅配業界で土日のみのアルバイトが可能。運転免許不要で集配業務が可能です。

・ 新聞配達

朝2時から3~5時間勤務、早朝勤務につき時給の相場は1,200円~1,500円と高め。

2時から3~4時間勤務なら本業の会社に出勤する前の仕事として可能です。朝が早いのが難点ですが土日だけの勤務も可能です。

店員

・ 居酒屋など飲食店の店員

勤務が夜間になるので本業が終業後のアルバイトとしては最適。深夜勤務だと疲れて本業に支障をきたすので注意が必要です。

・ コンビニ、ショップの店員

これも本業が終業後の勤務になれば、深夜まで勤務することになるので要注意です。できれば、土日祭日の副業が望ましい。

警備員

・ 建物警備、交通誘導、現金輸送警備など、日勤、夜勤も可能です。

現場作業員

・ 道路工事や解体工事の作業員

日給も高いが肉体を酷使するので、体力に自信のある人でなければ、オススメ出来ない。これも土日祭日向きの仕事です。

家事代行業務

・ 掃除、洗濯、料理、買い物代行

時給は地域によって異なりますが、1,000円~2,000円で通常は代行先までの交通費も支給されます。

肉体労働ではないので、女性に人気があります。もちろん男性でもOKです。

交通量調査員

具体的な仕事内容は、交差点を通過する車の車種や通行人をタイプ別に判断して手元のカウンターで数えます。

拘束時間は12時間で日給1万円以上、24時間なら2万円が相場。時間が長く結構体力が要る仕事です。

本業が肉体労働者は副業で違う労働をすることが大事

肉体労働の副業は数多くあります。

短期間のアルバイトとしては収入も良くまとまったお金を得ることが出来ます。

しかし、本業が肉体労働で副業が肉体労働を長期間続けると本業への弊害が生じます。

無理はしないで本業が肉体労働の人は副業は、➁ 頭脳労働 ➂技能労働 を考えた方が良いでしょう。

本業の収入がある時に➁、➂である程度稼げるようになることも大切なことだと思います。

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