【佐川急便の「安全運転10則」は過去の交通事故事例の教訓】安全運転の取り組み方

新年明けましておめでとうございます。(もう何日だよ!、という声も聞こえてきそうですが。。)

昨年中は当ブログをごひいきにしていただき誠に有り難うございました。

本年も皆様のお役に立てるよう情報収集等努めて参ります。

新年一発目の投稿は、今年一年の安全運転を祈願して(「祈願して」というのは、安全運転は運の要素も強いので)安全運転に対する心構えと運転の仕方についてです。

(ブログで偉そうなことを書いていますが、自分への戒めでもありますので…)

私が佐川急便に在籍していた時は、年間に2~3回くらい、物損事故や人身事故を起こしてたんじゃないか?と思えることがありました。

昔の佐川急便は、軽い物損事故だったら自分で直して(修理して)いました。

(今みたいに何でも報告しろ!ということはなく上司に良く言われたことですが「コースドライバーは一人一人が社長だ」と、いうことを何度も言われ自分の事は自分でやる。そして、頑張っているドライバーが困っているときには、班、係で助ける。そんなやりがいのある会社でした)

配達中にハローマック(玩具店)の外壁に2トントラックの箱の部分をぶつけて(もう時効だと思うので…)幌(ほろ)を破いて支柱をひん曲げて、恐る恐る営業所に帰って運行管理課長に話すと

岡本、「(心の中)こりゃ~そうとう怒られるな」

岡本、「すいません。木の枝にぶつけて破いてしまいました。」

運行管理T課長、「なんだよ、お前…、枝にぶつけてこんなにならないだろ。直しとけよ(修理しとけよ)」(昔の佐川急便は致命的なミス(人身事故など)をしない限りは、ある程度のことは見逃してくれる風潮がありました。但し、他人に迷惑が掛からないことが条件)

仕事が厳しい中にも頑張ってる奴には情を掛けてくれる。そんな優しい先輩方が数多くいらっしゃいました。

しかし、「今、右を見ていなかったら?この子引いてたよな?」
「今、停止線でしっかり停まらなかったら?この人ハネてたよな?」

狭い路地を普通に走行していた時に子供が飛び出して
「もう少し速い速度で走ってたら?この子にぶつかってたよな?」
生々しい話ですが、こんなことが年間に2~3回くらいはありました。

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トラックを運転したことがない落ちこぼれでも何とかなる

私は、当時の佐川急便では珍しくトラックの運転経験がなく佐川急便に入社しました。(昔、佐川急便に入社する人は、他の運送会社を辞めて入社する人が多かった。私の場合、免許を取得して10ヶ月、本来は入社出来なかったが、何故か?採用された。しかし、落ちこぼれ確定)

免許を取得して10か月、初心者マーク(若葉マーク)のドライバーが佐川急便に入社した時の記事はコチラ

未開の地へと冒険をする男性

交通刑務所にお世話になるような事故を起こさなかったのは、運が良かったこととヒヤリハット(ハインリッヒの法則)したときに「何故?今、事故を起こしそうになったのか?」

自分なりに分析して「こういう運転をすれば事故は起こしにくくなる」
という引き出しを積み上げたからだと思います。
(佐川急便を辞める時は、ある事故をきっかけに退職する事になったのですが…)

ヒヤリハット(ハインリッヒの法則)の説明はコチラのサイト様が参考になります。

大事故は突然、何の前触れもなくおこるのではありません。そこに至るまでには、何らかの因果関係があると考えられます。5,000例の労働災害事故を分析したハインリッヒは、1件の大事故が起こる背景には29件の軽微の事故があり、300件の微小な事故が存在していると結論付けました。

出典:完璧なヒヤリハットを目指して!ハインリッヒの法則を徹底解説!

佐川急便の安全運転10則ではありませんが、新年の安全運転への心構えとして重要だと思うので載せておきます。

① 発進は、指差と呼称で「左よし、前方よし、右よし、右後方よし」と、安全を確認します。
② 脇見は禁止。車間距離は十分に安全速度を守り、運転に専念します。
③ 右左折時、横断歩道手前で一時停止。姿勢を変えて呼称確認します。
④ 右折時は、交差道路と前方を確認し、もう一度、右方の安全を確認します。
⑤ 左折時は、十分な減速と小回りをして左後方の巻き込みを確認します。
⑥ 住宅地、狭路、カーブミラーのある交差点は、飛び出しを予測して構えブレーキで運転します。
⑦ 一時停止場所、見通しの悪い交差点は、二段階停止で安全を確認します。
⑧ バックは極力回避。バック時は、直接目視とミラー、モニターで安全を確認します。
⑨ 夜間はハイビームで走行して眠気を感じたら、直ぐに運転を中止します。
⑩ サイドブレーキ、ギアロック、キー抜きをして自走事故を防止します。

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佐川急便の「安全運転10則」は過去の事故事例からの教訓

佐川急便には昔(今は研修で教えているかどうか?はわかりません)安全運転10則という、過去の事故事例から学んだ教訓がありました。

佐川急便に入社するには全て暗記しなくてはなりません。

当時、20歳そこそこで入社した暗記の苦手な私は
岡本、「安全運転10則?行動10訓?、こんなめんどくせ~ことやらすんじゃね~よ」

なんて思っていましたが、佐川急便の過去の事故事例から得た教訓は今でも私の運転の礎になっています。

ブログを読んでいただいている皆様も今年1年間、「無事故」「無違反」で過ごせることが何よりの事だと思いますので、お互い安全運転で今年1年頑張りましょう。

次回の記事も安全運転に関することを書きたいと思います。

佐川急便、ヤマト運輸、アマゾンフレックス、委託で軽自動車に乗って仕事中に事故を起こしやすい運転の仕方や考え方をベスト?(ワースト)3のランキング形式で発表します。

本年もよろしくお願いします。

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