ヤマトの人出不足解消の切り札はドローン!?実験開始へ!

運送業者は全国をトラックで結び、「配送インフラ」を整えています。

 

規模の大証は異なれど、基本的にどの運送会社も全国に営業所やセンターを設け、運送業に従事。

 

我が国の「物流」が充実しているのも、これら運送業者の姿勢のおかげであることは言うまでもありませんが、一方では「次の一手」を見据えた運送業者も登場しています。

 

運送業界の「けん引役」でもあるヤマト運輸は将来を見据え、「空飛ぶクロネコ」の開発に着手しています。

空飛ぶクロネコとは?

空飛ぶクロネコとは、まさにその名の通り「空を飛ぶ」物流です。

 

これまで、技術やコストの問題から空を飛ぶことはなかなか簡単ではありませんでした。

 

飛行機の料金を見れば、やはりまだまだ空を飛ぶことにコストがかかるものであることが端的に分かることでしょう。

 

しかし、ドローンの登場により、空を飛ぶことが身近なものになりました。

 

人間ほどの重さをけん引するとなるとドローンにもそれなりの能力が求められますし、安全性など様々なことを考慮しなければなりませんが、荷物だけとなれば話も変わってくるのでしょう。

 

まさにそのドローンを用い、無人で、そして「空を飛んで」お客の元まで荷物を届けようと実験しています。

「空飛ぶ配達」の具体的なビジョンは?

車ではなく、「空を飛ぶ配達」ではドローンと飛行機の中間サイズ的なものになりそうで、最大積載量はおよそ450kg。およそ160km/hの速度で無人で空中を移動できるとのこと。

 

このサイズともなれば開発・導入にあたって生半可なコストではありませんが、もしも無事に導入することができ、さらには開発ノウハウが蓄積されてコストの低減が可能になれば、文字通り「物流が変わる」と言っても過言ではありません。

ドローンによる配達のメリットは?

ドローンによる配達にはいくつかのメリットがあります。

 

まずは単純に人手不足解消。

 

我が国ではどの産業に於いても人手不足が囁かれていますが、その中でも物流業界の人出不足は、国内産業でも「トップクラス」です。

 

近年、運送・物流業に於いて「人が余っている」ところは稀です。

 

どの企業も人材の確保に悩まされているとともに、人手不足は改善の糸口が見えません。

 

「数年程度踏ん張れば…」という話ではなく、今後人手不足は更に加速していきます。

 

もしもドローンでの空中配達が実用化されれば、人手不足解消の「切り札」となるのは間違いありません。

人力での配送が困難な場所への配達が可能に

現在、都心部や繁華街ではキャリーや自転車での配達も見受けられますが、基本的にはどのエリアもトラックにて荷物を配送しています。

 

道路が舗装されているエリアであれば問題ありませんが、山間部や旧市街のように、トラックが入りこむことが困難なエリアもあります。

 

例えば京都市内はトラックが入り込めない狭い路地がたくさんあります。

 

京都のような市街地であれば自転車やキャリーでの配送でも良いのですが、問題は山間部です。

 

トラックが入り込めない狭い道や、さらには個人宅が点在しているため、一件配達するだけでどうしても大きな労力をかけなければならないものです。

 

その問題もまた、ドローンによって解決が期待されています。

緊急事態への対応

こちらも期待されています。

 

現在我が国では基本的には道路網が整備されていますので、上記の山間部のような一部地域を除けば、全国津々浦々道路が整備されています。

 

舗装されていない砂利道を走らなければならない…というシチュエーションはめったにありません。

 

しかし、災害時ともなれば話は別です。

 

被災した場合、道路が遮断され、「いつも通り」とはいきません。

 

特に我が国は災害が多いです。

 

エリアを問わず、いつどこで何が起きても不思議ではありませんが、災害を「物流」という観点から見ると、災害直後は仕方ないにせよ、ある程度落ち着きを取り戻したとしても道路が修繕されていないエリアへの配送ができません。

 

一時的に物流が止まってしまうことになりますが、この問題もドローンであれば解決が可能です。

 

トラックが走れない状態であっても「空中」であれば何ら支障がありません。

実用化は?

ヤマトでは、空中ドローンの実用化は2025年を目指しているとのこと。

 

まだまだ先の話ではありますが、このような攻めの姿勢を持った研究・開発姿勢はヤマトならではと言えるでしょう。

 

大企業でありながら、既存の環境に満足せず、むしろ将来を見据えたアグレッシブな投資はヤマトらしいものです。

 

もちろん、途中で頓挫してしまうかもしれませんが、人手不足は何もしなければ解決しません。

 

物流業界のみならず、我が国全体が人手不足の問題に直面しているからこそ、技術開発に力を入れることは決して間違いではないはず。

 

もしもですが、実用化されれば人手不足解消どころか、人間そのものが最低限で済む環境になるだけに、ヤマトのドローン開発は、物流業界のみならず、様々な業界から注目を集めていることでしょう。

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