【佐川急便BOSSジャン事件の真相】当選者の発表は商品の発送をもっての裏側!

ネット上の投稿をキッカケにワイドショーやニュースなどでも取り上げられるようになった、佐川急便BOSSジャン事件を覚えているだろうか?

 

BOSSジャンは缶コーヒーブランドのBOSSが、一定の本数のコーヒー缶を購入して応募シールを集めてキャンペーンに応募すると、抽選でBOSSのロゴなどが描かれたジャンパーをプレゼントしてくれるという企画の当選賞品です。

 

コーヒーの好き嫌いは別として、BOSSのデザインはデザイン性も高くて人気があり、市販はされていない限定商品として欲しがる人も多かったアイテムです。

 

BOSSジャンは結構な高値で取引されています。(ヤフオクなどで2019年3月現在:2000円~5000円くらい)

 

BOSS製品を扱ったサイトを見つけました。➔ BOSS博物館check

 

問題を後押ししてしまうシステムともいうべきが、よくあるキャンペーンの抽選結果を知らせるためのお決まりのフレーズです。

 

「当選の結果は、発送をもって代えさせていただきます。」

 

つまり、誰が当選したかは敢えて発表しないので、「当選品が送られてきた人は当たった人」で、「送られてこなければ外れ」ということになる。

 

当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます!

 

当選者数が多いキャンペーンなどは公に発表するのも大変ですし、運用的には致し方ないところもあると思います。

 

しかし、これが佐川急便BOSSジャン事件の温床となってしまった。

 

入社して3~4年経って、ようやく佐川急便のドライバーとして活躍し始めたころの話

 

K大先輩、「おかもっちゃん! これ、いっぱい、来ているからさ好きなの持って行っていいよ!」

 

岡本、「いいんですか?」

 

K大先輩、「大丈夫だよ! 当選は発送をもって代えさせてもらいます、だからわかるわけないよ!」

 

岡本、「そうですよね! じゃ~、これにしようかな? ここ、配達するの面倒くさいから!」

 

K大先輩、「そう、そう! そういうところがいいよ!」

 

だが、散々、悪どいことをやってきた私でも、「BOSSジャン」パクリは、しなかった。

 

単に「BOSSジャン」に興味がなくて、興味がないものにリスクを負う必要もないな!、と思ったからだ。

 

興味がある物だったら確実にパクッテいただろう。

 

先輩の中には、4個も5個も、お持ち帰りしている強者もいた。

 

その後、何年か経って、「当選の結果は、発送をもって代えさせていただきます。」の荷物は、送られてきた荷物の住所、名前をリストアップして管理職が荷物の動向を隈なくチェックするようになった。

 

発送した荷物とお客様の手元に届いた荷物の数がかけ離れていて問題になった。

 

どうやら、メーカーであるサントリーも本当に届いているのか?、という疑問を抱いて調査していたらしい。

 

当選品を配達する際に配達員が横取りしてしまっても、実際に当選した人は当選を持って通知を受ける以上、バレることはないというわけです。

 

本来、当選した人は送られてこないから外れたと思うだけで、まさか自分が当たっていたことを知る術もなく、当時、配達員が横取りしていたなんて思いもしなかっただろう。

 

佐川急便BOSSジャン事件により、配達員が当選品を配達せずに勝手に自分のものにし、家族にプレゼントしたり、ネットオークションにおいて高値で転売している、といった噂が広まり、佐川急便だけでなく、他の配達業者まで疑いをかけられることになってしまった。

 

BOSSジャンに限らず、「発送をもって代えさせていただきます。」キャンペーンは、全て盗られている疑いがあるのではと、全ての配達員が怪しまれる事態を招いてしまった。

 

運送会社の信頼回復のためには?

 

当時、BOSSジャンに関しては当選者が分からない以上、応募者側からは確認する術がなかった。

 

当時、インターネットも普及しておらずメーカー側の対策として、発送した1つ1つの荷物の発送番号を控えて、届いているかの履歴を確認する、というアナログの解決策が施された。

 

通常、メール便であっても履歴の追跡が可能ではあるが、配達員が受取完了と記録をしてしまえば、発送側も確実に当選者の手元に渡ったかまでを知り得ることは出来ない。

 

これからは、佐川急便だからとか、配達員だからといったカテゴリで語られるものではなく、あくまでも一個人の倫理観や責任が重要になるのだと思う。

 

20年前の運送会社で働く人達のモラルと現在では、現場で働く一人として明らかに向上していると感じます。

 

配達員が、荷物を誤配達すれば、上長から厳しく指導され、私のようなフリーランスの配送業者は、継続して仕事が出来るのだろうか?と、いうところまで問われます。

 

運送業界で働く一人として、過去の過ちを糧として、便利になった世の中のツールを使い、荷物の正確な情報をお客様に届け、ドライバー個々のレベルアップをし、労働環境を整え、人材が集まる魅力あふれる業界にしていきたいと思います。

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4 件のコメント

    • moxerさん

      コメント、ありがとうございます。

      私が佐川急便で働いていた時の経験を基に記事を作成したつもりなのですが・・・伝わらなかったでしょうか?
      なにぶん運送業の経験が長く、文章作成能力は乏しいのでご容赦下さい。

      コメント、叱咤激励のお言葉、本当にありがとうございます!
      私が知っている限りの情報をお伝えして、お役に立てればと思っております。
      今後ともよろしくお願いします。(コメントいただき本当にありがとうございます! これからも運送業界の記事を作成していきますので、暇な時で構いませんので覗いてくださいね!)

    • あいさん

      コメント、ありがとうございます。

      タイトル詐欺はやめよう。「タイトル詐欺かっこ悪い!」?

      このコメントの意味は、多くのアクセス数を集めるため、記事が目立つように派手なタイトルをつけて、詐欺をするという意味でしょうか?
      ブログを作成する際、少なからず「目立つようなタイトル」にするということは、あるかと思います。

      本文の内容についてですが、11行目のタイトル「これ、あげるよ!」から全文にわたって、私が、佐川急便に所属していた時の経験を基に真相を掲載しております。
      内容が分かりにくい等のご批判は、今後も執筆能力向上のため切磋琢磨致しますが、ブログという性質上、ご容赦いただければと思います。

      コメント、叱咤激励のお言葉、誠にありがとうございます!
      私が知っている限りの情報をお伝えして、お役に立てればと思います。
      今後ともよろしくお願いします。(コメントいただき本当にありがとうございます! これからも佐川急便在籍中の記事を作成していきますので、暇な時で構いませんので覗いてくださいね!)

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