初心者運転手(ペーパードライバー)が交通事故を起こさない為には?
とか、偉そうな事を書きましたが
私は20歳の時に大学の仲間と山梨にマージャン合宿(男5人で山梨の山荘に籠り2泊3日でひたすらマージャンを打つという企画)に行った時に
合宿中にマイカーを大破(峠を攻めていて対向車に激突)させて
仲間は車で自分は電車で帰宅した、という苦い経験があります。
その事故が切っ掛けで借金が360万円になり大学を中退して佐川急便に入社しました。
若い頃の私の運転は、自分本位のメチャクチャな運転で
佐川急便に入社して2トントラックを運転して
重大人身事故を起こさないで退職(退社する原因になったのは交通事故が原因)出来たのは運が良かったとしか思えません。
そんな私ではありますが、今も業務委託としてアマゾンや佐川急便の仕事をしています。
ペーパードライバー(初心者運転手)が起こしがちな交通事故を3つ紹介したいと思います。
運転に役立ててもらえれば幸いです。
一時停止にも関わらず一時停止をしないで左折をして車両と衝突
アマゾンフレックスで配達中、道幅が狭い道路を走行していると
岡本、「(心の中)あれ?一時停止を止まらないで、こっちも見ないで左折しようとしているな?」
このケースでは 初心者や高齢者の方に多い運転ですが
確認不足や「一時停止では必ず停まる」という運転が出来ていない為に交通事故を起こしてしまう可能性があります。
自分たちのように配達を仕事にしているプロのドライバーであれば危険を予測して回避することが出来ますが
初心者同士、または初心者と高齢者では交通事故を起こす可能性が高くなります。
交通事故を起こさなかった経験は危険信号だと自覚して運転を修正することが重要です。
ヒヤリハット報告書の作成ガイド〜重大な事故は300のヒヤリハットに隠れている!? 〜
出典: https://blog.mcdata.plus/preparation/hiyari-hatto-guide/
一時停止の停止線、標識があったら必ず止まる。止まったら右を見て確認、左を見て確認、もう一度右を見て、安全が確認出来れば左折(右折の場合はもう一度左を見る)する。
道を間違えて急なハンドル操作で車線変更をして車両と衝突
アマゾンフレックスで宅配の仕事をしていると道を間違えることは多々あります。
では、何故?プロドライバーは交通事故を起こさないのか?
それは、道を間違えて後退しなければならない、車線を変更しなければならない、転回しなければならない
気持ちが焦っている、そんな時でも
自車両の周りを良く確認して後退、車線の変更、転回をしているからです。
これは、長年運転しているドライバーには数え切れないほどのヒヤリハットの経験や交通事故を起こしてしまった苦い経験があるからです。
間違えても「急な~」は非常に危険です。(~には、ハンドル操作やブレーキが当てはまります)
余談ですが
40キロ道路で急ブレーキを掛けて歩道の歩行者に道を譲る愚か者のドライバーがいます。
「歩道の歩行者に道を譲る」という運転は教習所で教わる正しい運転ですが、非常に危険なので絶対にやめた方が良いです。
道を譲っているドライバーは、後続車両の車間まで把握出来ているでしょうか?
道を譲っているドライバーのほとんどが把握をしていないドライバーだと思います。
運転をしている時の「急な~」は命取り。道を間違えても周囲を良く確認してから次の行動をしよう。
ペーパードライバーが一番苦手にしているのがバック(後退)
後退や縦列駐車はペーパードライバー(初心者運転手)が一番苦手にしている運転だと思います。
佐川急便で管理職をしている時に新人ドライバーの教育係(助手席に乗って教えていると眠くなってよく寝ていましたが…)として教えていた時も
普通に運転することは出来ても
バック(後退)で駐車することが出来ない、 縦列駐車が出来ない
という新人ドライバーが数多くいました。
そういうドライバーへの教育として
配達の合間に都営のマンションの駐車場に行って
岡本、「空いている枠にバックで駐車しよう」と言って
何度も何度も駐車させた経験があります。
バックでの駐車、 縦列駐車 の技量はやった数に比例します。
運転センスの良い人は回数が少なくても上手くなりますが
運転センスのない人でも回数をこなせば必ず上手くなります。
車の運転は自分や他人の人生を変えてしまう可能性がある事だから練習や間違いの修正は必ずしよう。
佐川急便に在籍中、尊敬する先輩から言われたことがあります。
I営業課長、「岡本、俺たちは、明日、交通事故を起こして警察で拘束されて交通刑務所のお世話になるかもしれない職業だろ?」
岡本、「はい…」
I営業課長、「本当にリスクが高い仕事だよな?」
運転をする、という事はリスクが高いことをしている、という事を常に自覚してハンドルを握らなければならない。
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