佐川急便にとって2016年は、立て続けに「身代わり出頭事件」 「荷物叩きつける事件」とブランドイメージを壊すような出来事ばかり起きた。
CMで織田裕二さんを起用しようが、「佐川男子」 「佐川女子」など独自のブランドイメージを高めようとする戦略も、まるで無意味になるような出来事だった。
だが、これらの事件の加害者は、今まで佐川急便が、労働環境を改善せずに今日までやってきた産物であると思う。
従業員が、独自の判断や行動を取らざる負えなくなって、起きてしまったことだろう。
だから、これらの事件の加害者は、被害者ともいえる。
しかし、従業員といえども、最終的な判断や、行動は自分で考えて行動をとらなくてはいけない。
100パーセント大丈夫だと、確信が持てないことに、クビを掛けてまで行動するべきではない。
自分の身は、自分で守るしかないからだ。
決して、会社のせいにしては、ならない。
佐川急便のブランドイメージが崩壊
佐川急便は、最近でこそ「佐川男子」とか「佐川女子」などともてはやされ、かっこいいイケメンが多いとか、美人の配達員が多いなどと話題になって写真集まで出る騒ぎになった。
だが、こんな話題が出てくる前は、佐川急便の評価は、周知のとおり散々だった。
荷物の扱い方が粗い、荷物を代車に乗せたままハイスピードで走り、荷物を落としまくっているとか、歩いている時にぶつかりそうになって怖いなど批判が多かった。
なぜ?、そんなにハイスピードで配達しているのか、取り扱う荷物の量が多く、営業時間内に配達仕切るために必死だったというのが原因だ。
若手で体育会系のドライバーも多いので、体力に任せて走りまくる、その結果、荷物の扱いが粗くなるという悪循環が生じていた。
その結果、お客さんの側としては、佐川急便から届いた荷物はぐちゃぐちゃになっている、壊れているなどとクレームが多かった。
オンラインショップに注文する際には、佐川急便以外でと、オーダーする人や、佐川急便を利用しているお店では買わないという人まで登場してしまった。
そんなアンチ佐川急便派の人にとっては、今回の映像は、「そんなものだろう。」とか「酷いとは思っていたけれど、まさかここまできたか。」といった反応だったかもしれない。
もちろん、ますます佐川急便のイメージがダウンし、二度と使うことはないと、決意を新たにされた人も多かったことだろう。
荷物を叩きつけて撮影されてはダメだろ!
荷物を叩きつけたくなる気持ちは、わかる。
私も荷台の中で、配達が終わらず、頭にきて、荷物を蹴飛ばし箱に穴を開けてしまって、「は!」と、我に返り配達する前に、箱をガムテープで補強して配達したことは、多々あった。
宅配業者の業務が多忙過ぎる、ドライバーの負担が多すぎる、頑張って荷物を運んでくれているのだから感謝しなくちゃ、といったお客様のありがたい声も聞こえてきている。
今の時代は、一般家庭でも防犯カメラを稼働させていたり、誰もが気軽にスマホで直ぐに撮影できる時代だ。
そのため、悪いことは、絶対に出来ないというか、何処で誰に見られているのか、監視されているのか、分からない。
見られていなければ、何をやってもいいわけではないが、気持ち的に似たような行動は、業界や職種を問わず行われてきたともいえる。
お客様に約束を破られた、営業先で門前払いをされて、「ちぇっ!」と、舌打ちするとか、持っていたカバンを叩きつけるとか、その辺の壁をけ飛ばすとか、人間であれば、思わず出てしまう腹いせの行動だろう。
それによって、ストレスを解消し、気持ちを切り替えるという方法もあるだろう。
だが、この従業員は、荷物を叩きつけて、動画を撮影されて日本中の人々にその行為が、知れ渡ったことで、佐川急便で働く同僚の頑張りを裏切ってしまった。
頑張って働いている人の粗を探し回っている、暇を持て余し働いてもいない動画撮影者が、世の中に、はびこっているのだということを肝に銘じて、日々、仕事をしなくてはならない。
嫌な、世の中になったものだ。
悪いことしてもしょうがない、むしろ撮ったやつが悪いみたいにしてんじゃねぇよwwww
勝手に働いてないことにしてんじゃねぇwwwwww
通りすがりのアンチ佐川さん
コメント、ありがとうございます。
「悪いことしてもしょうがない、むしろ撮ったやつが悪いみたいにしてんじゃねぇよwwww
勝手に働いてないことにしてんじゃねぇwwwwww」
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