殺人事件の引き金にも!?「地域密着型掲示板」の危うさ

ネットには様々なジャンルがある。

 

近年はSNSが盛り上がりを見せているが、日本のネット独自の「文化」とも言えるのが匿名掲示板だろう。

 

そのジャンルは多岐に渡り、世間をにぎわせるような大きなニュースから、ローカル色の強い地域の匿名掲示板まで様々だ。

 

そんな「地域密着型掲示板」の存在は、運送業界にとっても決して他人事ではない。

 

嫌なことがあると標的にされる

地域密着型掲示板の怖いところは利用者が容赦ないところだろう。

 

スマートフォンの普及以降、この手の匿名掲示板の利用者は低年齢化が進んでいると言われている一方、大人とてムキになって書き込みをしている。

 

そんな地域密着型掲示板は、いわば「地域の嫌なこと」をネタにすることも珍しくない。

 

例えば「嫌な店員」「腹立たしいお店」などだ。

 

そしてこれは「嫌なドライバー」となることとてあるのだ。

 

匿名掲示板にもあるヤマトや佐川の掲示板

ヤマトや佐川は匿名掲示板にもスレッドがある。

 

これは会社としてのスレッドもあれば、ローカルなスレッドもある。

 

例えば「ヤマトのドライバー集合」といったスレッドから「ヤマト運輸〇〇ベース」といったように、かなり話題を絞ったスレッドもあるのだが、そこでは当然個人情報など合ってないものかの如く、やり玉に挙げられている社員も珍しくない。

様々な意見があるのは分かるが…

 

その手の掲示板に書き込んでいるのは関係者か、あるいは元関係者だろう。

 

ヤマトにせよ佐川にせよ、元従業員や元アルバイトまで含めたらその人数は膨大なものだ。

 

それだけに、盛り上がっている匿名掲示板や地域密着型掲示板もある。

 

ポジティブな話題で盛り上がっているのであればまだしも、かなりネガティブな話題で盛り上がっていることも珍しくない。

 

ネットの匿名掲示板にモラルを求めても仕方ないとは思うが、見ていてよいものではないだろう。

 

だが、ヤマトや佐川に対して少なからずヘイトをため込んでいる人は多少は面白いかもしれない。

 

 

誰もが「ターゲット」になる時代

 

「出る杭は打たれる」との言葉もあるように、目立った存在というのは何かと叩かれやすい。

 

ヤマトでも佐川でもそれは同じだろう。

 

一生懸命部下を教えたつもりでも、部下からすれば「ウザい」「面倒」となり、かといって面と向かっては言えないので匿名掲示板で「ウサ晴らし」をすることもあるだろう。

 

つまる所、誰もが「ターゲット」になってしまう時代だということだ。

 

そして、ターゲットを含めたその近辺がいつ炎上騒動に発展するとも限らないし、ネットでの書き込みが原因でトラブルが起きないとも限らない。

 

ヤマトと佐川は「ブランド」という人質がある

 

この手のネットでの騒動になると、ヤマトや佐川はどうしても弱い。

 

特にヤマトの場合、「何かあったら謝っておけ」というムードが社内に蔓延している。

 

情けないと思う人もいるかもしれないが、大企業としては正解でもある。

 

なぜなら、もしもあれこれ言い返してかえって騒動が大きなものになってしまった場合、たとえヤマト側の言い分が正しいとしてもヤマトというブランドに傷を付けてしまうかもしれないからだ。

 

もちろんこれは佐川とて同じだ。

 

ヤマトにせよ佐川にせよ、現場を抜きに企業そのものを考えたら大企業だ。

 

つまり、企業としてのブランドや信頼を人質に取られているようなものだからこそ、迂闊なことはできないのだ。

 

ネット時代にヤマトと佐川はどう対処すべきなのか

 

ネット時代と呼ばれて久しいが、ヤマトにせよ佐川にせよネットを駆使した技術は導入されているものの、残念ながら上層部はネットでの風評に対してこれといった対策を見いだせていない。

 

毅然とした態度をとっても良いころ合いだとは思うが、「波風を立てたくない」との思いもあるのだろう。

 

しかし、今の時代はそのような受けの姿勢は、クレーマー等にとっては格好のターゲットだし、既にその点を理解しているクレーマーもいるだろう。

 

「ヤマトなら何も言い返してこない」「佐川は絶対にこっちが勝てる」と思っているクレーマーなど、全国に多数いることだろう。

 

 

毅然とした態度がドライバーを救うことにもなる

 

しかし、ドライバーや営業所など現場を支えているスタッフたちはヤマト上層部に毅然とした態度を取ってもらいたいと思っていることだろう。

 

なぜなら、ヤマト上層部のなぁなぁな態度は、結局はドライバーなど現場の最前線にいる人間が被害を受けるし、尻拭いすることにもなる。

 

ヤマトや佐川の上層部は自社のブランドを守ることも大切だが、それ以上に社員たちも守ってもらいたいものだ。

 

社員たちをしっかりと守ってくれる企業だと理解してもらえば、社員たちとていざとなれば会社を守る。

 

その相互関係がより強い会社を作るのだが、残念ながら今の所、ヤマトにせよ佐川にせよそのような強固な関係は見当たらない。

 

スポンサーリンク

2 件のコメント

  • 身代わり駐禁であれだけ多くの書類送検者を出した佐川急便。

    普通の企業ならばマスコミ呼んで大々的に謝罪会見をするところですが、トップは「現場が勝手にやったこと私達は知らぬ存ぜぬ」と逃げ回りましたからね。

    社員を守る気なんて更々ないと思います。

    • 飛脚君さん

      お忙しい中、いつもコメントありがとうございます!

      同感です。
      ・【佐川急便身代わり出頭事件を徹底検証】ドライバー復帰!最終試験に不合格で土下座
      ・【佐川急便身代わり出頭事件再発防止策】事件発生から9か月の謝罪文がお粗末な内容
      この記事でも書きましたが、社長が社員を守れない会社はダメ会社ですよね。(あまり偉そうなこと言えませんが・・・)
      社員が身代わり出頭なんてリスクをとること自体、現場は疲弊してるんですよね。
      それを「社員が勝手にやった」なんて・・・、開いた口が塞がらないとは、まさにこのことですよね!
      佐川急便の取締役の方々には、TBSのドラマ「下町ロケット」の精神を見習って勉強してもらいたいものです。

      いつもコメント、本当にありがとうございます!
      私が知っている限りの情報をお伝えして、お役に立てればと思っております。
      今後ともよろしくお願いします。(飛脚君さんのコメント励みになります! 年末が迫ってきましたね~。今年は、どうなることやら・・・)

  • コメントを残す

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください