【佐川急便宅配サポーター】業務委託は稼げるのか?

佐川急便、ヤマト運輸に代表される運送会社は労働者不足が顕著です。(2019年4月7日編集)

 

少子化の波は運送業のみならず、国内の様々な産業に大きな影響を与えていますが、物流・運送業界が大きな危機感を抱いているのはネット通販が増加傾向にある点です。

 

つまり、今以上に労働者を確保しなければなりません。

 

だからこそ、ヤマトも佐川も正社員という形だけにこだわらず、様々な形で配送員を募集していますが、今回は実際のところ、佐川急便の業務委託は稼げるのかに迫ってみるとしましょう。

 

佐川急便の業務委託の仕事は自分の軽自動車で荷物を配達する仕事です。

 

宅配1個配達しての単価は税込みで162円。(地域、営業所により金額にかなりの差があります。162円(税込み)は関東近郊の営業所での基準額です。また、代引き・夜間配達(19時~21時)・重量(サイズも含む)の荷物を配達するとプラス?百円のインセンティブをつけてくれる営業所も多数ありますので、佐川急便と業務委託契約を締結する際は佐川急便からの見積もり(運賃表)を確認し、近隣の営業所で好条件の営業所がないか?を十分に確認して契約するようにしましょう。

 

関東近辺の人手不足が顕著なエリアの場合、200円、あるいは260円など高額設定の営業所も珍しくありませんし、荷物量に関しては増加傾向にあることを考えると、頑張り次第でそれなりの額になるのは間違いありません。

 

また、夜間だけの配達などでは補償をつけてくれる営業所もあります。(例 1日の配達個数が30個に満たなくても6000円を補償)

 

このような条件は業務委託として考えると決して悪くはないでしょう。

 

条件は悪くない。でも佐川急便では稼ぎにくい理由とは

 

条件だけを見れば佐川急便の委託は決して悪いものではないように思うかもしれませんが、結論から言えば佐川急便の委託で稼ぐのは簡単ではありません。

 

「稼げない」は言い過ぎかもしれませんが、稼ぐのであればそれなりのコツや運が必要になりますので、「誰でも簡単に稼げる」とは言い難い状況です。

 

まず、出来高である以上数をこなす必要があります。

 

荷物量が増えている運送業界であれば頑張った分収入も高くなると考えがちですが、配達完了個数を左右するのは自分の頑張りと配達するエリアです。

 

担当エリアによって収入は大きく変わります。

 

例えば大型のマンションが林立しているエリアの担当となれば車の移動時間が短くなります。(マンションの配達は荷物がまとまれば効率的ですが、時間指定の荷物を1個632号室に配達・・・となると効率的ではありません。また、都営のアパートなどエレベーターの昇降するスピードが遅いアパートもありますので一概に良いとは言えません。)

 

一方、閑静な住宅街の担当となれば一軒家への配送になります。地図で1件1件探して配達しているうちは効率的ではありませんが、同じ地域を2年、3年と廻っているうちに(例 〇町1-15-3 鈴木さん)だけで配達目的地まで行って配達できるようになります。日中の在宅率が良い地域では1件に要する時間も差ほど掛からないので体力も使わず効率の良い仕事が出来ます。

 

立地が収入を大きく左右するのは間違いありません。

 

また、営業所によって働いている従業員の委託ドライバーへの接し方も違います。

 

委託であれしっかりと応対してくれる営業所もあれば、逆に明らかに「仕事をあげている的な態度」の従業員もいます。

 

このような従業員への対応は「佐川急便が」というよりもどの会社にもある話ですが、荷物の量が多くドライバーが不足している営業所では業務委託は重宝されますが、ドライバーの頭数が揃っている営業所では「仕事をあげている的な態度」になりがちです。

 

整理整頓がされていて荷物が用意されているような営業所であれば、働きやすいのは言うまでもありませんが、伝達事項があるのかないのか分からないような頓挫な営業所ではどうしても効率が落ちます。

 

荷物を受け取る(ドッキング)タイミングは重要

 

委託業者の仕事は、まずは荷物を積むことから一日が始まります。朝、積み込みしをして配達した後、佐川急便の場合、営業所から配達先までの距離が遠く、次に荷物を受け取る(荷物を受け取ることを佐川用語でドッキングという)までの待ち時間が長くなります。

営業所から配達先までの距離が近いコースならドッキングを待たずに自分で営業所に帰って荷物を積んで配達出来ます。(効率的な仕事で配達個数も増えます➔ 自分のペースで仕事が出来るので時間に余裕がある➔ 早く帰れる)

 

ドッキングが遅れる(交通事情や繁忙期で荷物の増加など)と夕方まで待たなければならないこともあります。(私が在籍していたころは18時ドッキングなんてことも度々ありました。その時間に荷物を40個渡されても不在の荷物も含めて全部配達出来ないですよね?)

 

がっつり稼ごうと思っても稼ぎにくい環境です。配達コースが営業所から近くなるか遠くなるかは運次第ですが、ドライバーが定着しないで空いているコースは理由があるので配達個数が少なくて在宅率が悪いか営業所から遠いかどちらかだと思います。(配達個数が少なくて在宅率も悪く営業所からも遠い、と全てが最悪の可能性も多分にあります➔3悪)

 

佐川急便の仕事をしようと思って普通に(知り合いが佐川急便の管理職にいるなどのコネがない)入ると高確率で3悪(配達個数が少なくて在宅率も悪く営業所からも遠い)コースに配属されてしまいます。

 

現実的には佐川急便の委託で稼ぐのは難しい

 

これらの状況を踏まえて考えると、佐川急便の委託で稼ぐのは簡単ではありません。

 

佐川急便、ヤマト運輸などの大手の運送会社は業務委託ドライバーを募集していますが自社のドライバーで集配を廻すことを前提にしています。しかし、大手運送会社ではドライバーの労働時間も行政から厳しく指摘されていますのでコストは掛かるけどやむを得ず委託ドライバーも募集しているというのが現状です。

 

佐川急便、ヤマト運輸などの大手運送会社のドライバーは週休3日が主流になりつつあります。コチラのサイト様の記事が参考になります。➔ 佐川急便も導入の週休3日制 ビジネス上の損失が大きい現実

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おいしいコース(配達個数が多く不在が少なく営業所から近い)は先輩委託ドライバーが牛耳っていますので、そういうコースはなかなか空きがなく空きが出来てもすぐに埋まってしまいます。いつまでも「委託ドライバー様 大募集!」というコースは何かしらの問題があると考えて良いでしょう。

 

3悪(配達個数が少なくて在宅率も悪く営業所からも遠い)コースでガッツリ稼ぐことは、簡単ではありません。

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