【佐川急便の業務委託ドライバーが配達先で荷物を投げてクレーム】「インターフォンのカメラは録画している」

2023年2月、佐川急便の業務委託ドライバーが配達先の荷物を車両に投げ入れた動画が物議を醸した（かもした）。

この件は、ドライバーが苛立っている様子が配達先のインターフォンのカメラに録画されていて

Youtubeに動画がアップされ大手メディアが報道して全国的に広まってしまった。

【物議】不在でイライラ？ 佐川配達員が荷物投げつけ…佐川急便は「深くおわび」

引用：https://www.fnn.jp/articles/-/490432

ニュース番組にまで取り上げられて事を重く見た佐川急便は会社としてのコメントまで発表している。

佐川急便の配達員が荷物を投げた

過去に「佐川急便の配達員が荷物を叩きつけた」という動画が社会問題になった事があった。

関連記事【佐川急便を退職した元社員が激怒した事件】「配達員が荷物を叩きつける事件で佐川男子のブランドイメージが崩壊」

2018.04.11

「配達中は誰かが配達している様子を見ている」と思っていなければならない。

動画を撮っている奴がいるかも？と自覚しなければならない。

以前、知り合いの業務委託ドライバーがＬＩＮＥを送ってきた。

知り合いの委託、「おかもとさ～ん、街中でこんな配達している奴がいましたよ」

岡本、「（心の中）わざわざ動画撮っているのかよ。暇な奴だな。同業なのにめんどくせ～奴」

この委託ドライバーは個人的には、「めんどくせ～奴」と思ってはいたが、どこで再会するかわからないので適当に受け流していた。

配達をしているドライバーですら同業の他人の粗を探して人に知らせる時代。

肉体労働を経験した事が無く職場が抱えるブラックの側面が理解出来ない他人は、配達をしているドライバーの過ちを面白可笑しく表現するだろう。

自己防衛できないドライバーは淘汰される

この件に関する佐川急便の公式コメントは

「宅配協力会社の従業員であることが判明し、再発防止に向けて、当該宅配協力会社に対しては、丁寧な荷扱い等、教育の再徹底をお願いしております。
お客さまをはじめ関係者の皆さま方にご迷惑、ご心配をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます」

軽バンに荷物を投げ入れたドライバーがその後どうなったか？というと

軽い処分でコース変更、通常の処分で委託契約解除が相当だろう。

では、このドライバーの過ちは何だったのだろうか？

岡本、「（心の中）何だよあのババア居ね～じゃね～かよ」

なんて思う事は日常茶飯事だ。

このドライバーはインターフォンを鳴らした後、録画されているという事が分からず不満を表現してしまった。

お客様から見えない処、若しくはお客様から見えていても誰に対して不満があるのか？が分からないようなやり方で怒りを表現すれば良い。

厳しい言い方になるが、自己防衛出来ない人間は淘汰されてしまう。

他人を意識して仕事をしなければならない

個人事業主の委託ドライバーはスマホが普及したお陰で様々な仕事をアプリでエントリー出来るようになった。

10年前までは何処かのボッタくり（中抜きし放題）運送会社の担当者と仲良くなって仕事をもらわなければならなかったが

仕事を選べるようになったお陰で、単価も上がり、１日の拘束時間も短くなった。

しかし、弊害として誰でも動画をアップ出来るようになり記録が簡単に出来てしまう。

日々、集配で忙しいドライバーは自己防衛の為に「他人に見られている」という意識を持って仕事をしなければならない。

そして、「もう限界だ」と思ったら勇気を出してその仕事を辞めて、スマホの良い面を活用して違う仕事を始めれば良いと思う。