【東名高速あおり運転事故から学ぶ】プロのトラックドライバーは車間距離不保持違反で検挙は最悪

2017年の6月に東名高速道路にて煽り運転を繰り返していた被告の裁判が行われ、2018年12月に懲役23年が求刑された。

 

今回の件に関して被告を擁護する余地は一切ない。

 

「たまたま形式的に煽り運転のようになってしまった」ではなく、明らかに嫌がらせとして煽り運転を繰り返していたからだ。

 

さらに被告はこの件だけではなく、他でも煽り運転を繰り返すなど常習性も指摘されている。

 

遺族の感情とすれば求刑23年でさえも「その程度の軽さ」にしか思えないだろう。

 

被告はプロドライバーではなく一般ドライバーだが、煽り運転は運送業者も気を付けなければならない。

 

むしろ一般ドライバー以上に安全運転を意識しなければならない。

 

これはあくまでも世間一般のイメージであるが、トラックドライバーはどうしても「ヤンチャ」、「威勢がいい」、「怖そう」といったイメージを持たれている。

 

確かに大手運送会社のドライバー以外は制服の着用がなく外見が自由という会社もあり、金髪・金のネックレスなども珍しくない。

 

ヤマト運輸や佐川急便のような大手の運送会社にはまずこういうドライバーはいない。お客様相手ではなくダンプや長距離のドライバーには、まだまだステレオタイプなドライバーも多い。

 

何かあればクラクションを鳴り響かせたり、高速道路で少し自分が気に入らないドライバーがいれば無理な割込みをしたり、それこそ煽り運転をするドライバーもいる。

 

もちろんそういったドライバーは少数派で、多くのドライバーはそのようなことはしない。一部のマナーの悪いドライバーの素行の悪さのおかげでドライバー全体がまるで悪い人間のような扱いをされることになる。

 

一般の人にとってはヤマト運輸や佐川急便の配送ドライバーであろうともドライバーはドライバーだ。

 

何か問題が起きないかと虎視眈々と「すぐにでもクレームを入れてやろう」と狙っている人もいる。

 

つまり、少しでも煽り運転の素振りを見せようものなら、ドライバーとしては本当に煽ったつもりがなかったとしても警察に通報されるといったことにもなりかねない。

 

煽り運転のつもりがなくても接近してしまうことがある

 

運送業の場合、特に気を付けなければならない点がもう一つある。

 

それは、一般ドライバーがトラックの運転方法について深く理解していない点にある。

 

例えばトラックは積載量によってアクセルワークが変わるのは運送業にとっては当たり前でも、一般ドライバーにとっては何故遅く走るのか?が理解できない。

 

積載量が多ければどうしてもアクセルを強く踏み込まなければならない。

 

さらに言えば、一度ブレーキをかけて減速すると再び一定速度まで上げるためにはアクセルをより強く踏まなければならない。

 

積載している荷物次第では、あまり速度を上下動させるのは好ましくないので、ドライバーはできるだけ一定の速度で巡行したいと思っている。

 

そのため、なるべくブレーキをかけないようにする。そしてアクセルを踏んで速度を出すという時に一般ドライバーに接近してしまうことがある。(アクセルを強く踏む為、エンジン音がうるさくなり煽られていると思ってしまう)

 

その際、一般ドライバーとすれば「煽られている」と感じることがあるかもしれない。

 

トラックドライバーは煽られる側になるリスクもある

 

無意識のうちに「煽ったような形」になってしまう場合もあれば、逆に煽られる側になる場合もある。

 

トラックは積載量次第ではなかなか速度が出ない。

 

だが、自分が運転しているトラック以上に重い荷物を積んでいるトラックが前にいる場合、高速道路では一時的に追い越し車線に出なければならないこともある。

 

その際、一般ドライバーには「ちんたら走っているトラック」と思われることがある。そんなときにはすぐに走行車線に戻ろうにも十分な速度が出せずに走行車線に戻れないことがある。

 

その結果、一般ドライバーに「追い越し車線をちんたら走っているトラック」と思われて、煽られる側になることもある。

 

煽り運転はしないのは当然

 

煽り運転をしないためには「煽り運転をしません」だけではなく、前後に一般ドライバーがいる場合にはそれなりに気を使わなくてはならない。

 

トラックドライバー同士であれば暗黙の了解で理解できることがある。ところが一般ドライバーにとっては「急に近付いてきた」となり、追い越し車線から走行車線に戻れなければ「ちんたら走っている」になってしまう。

 

どうしてもトラックの場合走行車線に戻れないと「わざとこっちの邪魔をしているんじゃないか?」と思う一般ドライバーがいるのも事実だ。

 

結局は気持ちの問題になるが、トラックの場合、どうしてもネガティブなイメージを持っている人もいるので何かあれば「煽り運転だ!」になってしまうことがある。

 

トラックの運転手が何故?速度を出せないのか?一般ドライバーも理解する必要があるように思う。そして高速道路を運転する際は追い越し車線と走行車線の車線変更をする際は「煽った」「煽られた」にならないようお互いの事を理解する必要がある。

 

また、プロのトラック運転手なら一般ドライバーの模範にならなければならない。車間距離を十分にとり車間距離不保持義務違反にならないようにアクセルワークに気を付けてアクセルを強く踏み込まない運転を心掛けなければならない。

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