【高齢者の交通事故対策】トヨタ・ダイハツでブレーキ踏み間違い防止装置(安全装置)

高齢者による交通事故が全国的に後を絶ちません。主な原因はアクセルとブレーキの踏み間違いが多いようですが、原因はそればかりではありません。

 

一般道や高速道路の逆走などという信じられないようなケースもあります。都会と地域によってそれぞれ交通事情も異なっています。

 

今回は、こうした高齢者による交通事故が全国で頻発する原因とその対策に切り込みます。

 

75歳以上・80歳以上の運転免許保有者数の推移

 

警察庁交通局の統計によれば、75歳以上・80歳以上の運転免許保有者数は年々増加傾向にあります。平成19年(2007年)には75歳以上が185万人・80歳以上が98万人の合計283万人でした。

 

この10年後の平成29年(2017年)には、319万人・221万人の合計540万人という驚くべき数になっているのです。少子高齢化の影響で、この数字は今後も増え続けるものと予想されます。

 

高齢運転者の違反別交通事故

 

警視庁の統計によれば、交通事故を起こした65歳以上の高齢運転者による違反は、安全不確認や交差点安全進行が半数以上を占めています。

 

これは、長い運転歴からくる「慣れ」や「だろう運転」によって引き起こされたものであると分析しています。

 

安全不確定:37% 交差点安全進行:22% 前方不注意:13% 動静不注意:7%等と続きます。

 

高齢運転者の交通事故の原因と特徴

 

高齢者が運転して起こす事故には共通の特徴があります。これには、認知症によるものを除いており、どのような状態のときに交通事故が起きているのかを分析します。

 

➀ 判断力の甘さ 相手が止まってくれるだろうとの甘い判断

➁ 集中力の欠如 運転に集中しなければならないのに、集中力が欠けぼんやりしていた

➂ 減速のタイミングの遅れ 信号の寸前まで減速をしない

➃ アクセルから足を離さない 危険に直面してもアクセルから足を離さない

➄ ペダルの踏み間違い アクセルとブレーキペダルを踏み間違える

➅ 脇見運転 進行方向を見ずに、他所を向いて運転している

➆ パニック状態 とっさの判断ができずにパニック状態に陥る

 

高齢運転者の交通事故を防ぐ方法

 

高齢運転者が起こす交通事故の大半は、加齢による身体機能の低下によるハンドルやブレーキ操作の遅れが原因とされています。

 

加齢による機能の低下・衰えは誰にでも避けられないことです。もちろん全ての高齢者に該当する訳ではありませんが、一般的には次の事項に注意することにより、事故を起こす確率を低くすることはできます。

 

1. 運転に対する過信を止める

ある保険会社が、自動車運転への自信について年代別のアンケート調査を行った結果、20代が17%であったのに対して75歳以上が52%という結果が出たそうです。

長年事故も殆ど起こしたことがないなどの過信が、身体機能の衰えの自覚の妨げになっているのに気付かないのです。

 

2. 自尊心を捨てる

交通事故は一度も起こしたことがない、自分はいつまでも若く反射神経も鈍くない、自分は他の老人とは違う、など自尊心の高い高齢者が危険なのです。

ペダルの踏み間違いなどによる事故を起こし、「こんなはずじゃなかった」と後悔するのはこういった高齢者です。

 

3.「踏み間違い防止装置」を取り付ける

アクセルとブレーキが一つになったペダルです。アクセルペダルを踏み込んだ状態のとき にこのペダルを誤って踏み込むと、アクセルの踏み込み状態が自動的にキャンセルされ、「ブレーキ」を踏んだ状態になり、暴走を防ぐ措置です。

トヨタ自動車とダイハツ工業でアクセルとブレーキの踏み間違いの事故を防ぐ後付けの安全装置を発売しました。コチラの記事を参考にさせていただきました。➔ トヨタなど、踏み間違え防止装置を発売 後付け可能 check

 

4.「踏み間違い防止装置」を搭載した車種に変更する。

 

5.運転免許証を自主返納する。

 

物理的な対処法

 

運転に対する過信や、自尊心を捨てるといった精神的な制御については、高齢者はなかなか受け入れないでしょう。

 

そうであるならば、防止システムなど物理的制御に頼るしか法がないように思われます。

 

高齢者の家族や周囲の人は、この頑固な高齢者を何とか説得して、少しでも高齢運転者による交通事故の目を摘む協力をしましょう。

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