宅配業もお客様と直接顔を合わせる接客の仕事だ。
その為、ドライバーは様々な教育を受けている。特にヤマト運輸はドライバー教育に力を入れている。
2018年9月初旬、宅配ボックスを誰かが勝手に設置するというTwitterで話題になった事件があった。
事件についての詳細は、コチラのサイト様が詳しく照会されています。➔ 宅配ボックスを他人が勝手に設置、「置き配」狙いの窃盗か ヤマト運輸は「荷物を置いていくことはない」check
置き配を狙ったものだろう。「よく考えたものだ」と思われるかも知れないが、ヤマト運輸のドライバーにとっては、浅はかな行為としか言えない。
何故ならば、ヤマト運輸のドライバーはお客様に荷物を届けることには細心の注意を払っているし、そのように教育されているからだ。
もしも荷物を正しい受取人に届けることができなければドライバーのみならず会社もその責任を問われることになる。
これを仕掛けた犯人は「上手くいけば荷物をくすねることができる」と考えたのだろう。
だが残念ながらこの犯人は運送業界の事情を理解していないとしか思えない。
というのも、宅配ボックスは「規格」や「規約」がある。
管理会社が勝手に宅配ボックスを置いて「ここに入れてくれ」ではなく、様々な契約が結ばれている。
今回の犯人は、こうした事情を知らないのだろう。
ヤマト運輸のドライバーであればこのような小細工には引っ掛からないが、小規模の運送会社や、業務委託者や個人経営のドライバーでは対処できない可能性もある。
お客様にお願いしたいこと
結局はどれだけサービスが進化したところで最終的には人が人に荷物を届ける以上、どうしてもモラルが問われることになる。
例えばネット上に「いきなり運送業者来られても困るから居留守を使う」といった書き込みがある。一人暮らしの女性が訪問者に対して警戒する気持ちはよく分かるし、ドライバーがおかしな行為ををしたがためにこのような警戒心を与えてしまったのかも知れない。
しかし、これによりドライバー全体が迷惑を被っているのも事実だ。
もちろんお客様にもそれぞれの事情があるのはよく分かるが、せめて荷物を受け取れる時には受け取ってもらいたいものだ。
「人手不足」という背景への理解も
もちろんそのようなお客様ばかりではない。
荷物を届けると労い(ねぎらい)の言葉をかけてくれるお客様もいれば、暑い時期には冷たい飲み物を差し入れしてくれるお客様もいると聞く。
このような厚意はドライバーにとってはありがたいものだ。
運送業界において、「最近はおかしなお客様が多い」ことが話題になることはあるが、割合にすればごく少数だ。
他の業界と同様、運送業界においても、人手不足が深刻な問題になっている折でもあり、ドライバーに対して寛容になっているお客様も増えていることも事実だ。
しかし、そうしたお客様の「厚意」を当たり前だと思ってはならない。
お客様の厚意や善意に頼ったり甘えるのではなく、あくまでもドライバーは自分に与えられた仕事を粛々とこなすことが大事だ。
水は客と話つけて結構置き配しちゃってますねぇ
そうしないとヤマトさんと違ってうちは水ばっかり不在が溜まってしまうんで。
( ̄▽ ̄;)
飛脚君さん
いつも、コメントありがとうございます!
「水は客と話つけて結構置き配しちゃってますねぇ
そうしないとヤマトさんと違ってうちは水ばっかり不在が溜まってしまうんで。
( ̄▽ ̄;)」
同感です。私もお客様了承の上、置配しています(会社に報告されたら一発クビ!だと思いますが・・・不在が多い地域なので仕事が進まな過ぎて・・・あとは、細心の注意を払って置いて良い荷物と状況かを判断して置く・・・ですかね?!)
あれ?!、言ってることが違うじゃん!、と思ったかもしれませんが、佐川急便物語に記事を書いていただける新たな仲間が加わりました。
本人は、匿名でミスターXとでも名乗ってくれ!、というので、新たなコーナー「ミスターXが物流業界に物申す!」、を作りました。
ミスターXは、ヤマト運輸に所属していた経歴を持ち、事務所の責任者的な立場でクレーム処理、内部事情に詳しいです。
これからは、佐川急便、ヤマト運輸をはじめとする物流、流通などの悪しき慣習を記事にしていこうと思っております。
(ここだけの話ですが・・・なかなか私オリジナルの記事を作成する時間がなくて・・・(´_`。)グスン)
でも、頑張って私オリジナルの「平成初期時代の佐川急便の話」もアップしていきますのでご期待ください!
いつも、コメント、本当にありがとうございます!
私が知っている限りの情報をお伝えして、お役に立てればと思っております。
今後ともよろしくお願いします。(ヤマトも水の配達、増えましたよ~! 毎日、夏でもないのに5~6件はあります。しかも、指定しておいて不在・・・おいおい!Σ(;´□`)ノォィォィ って気持ちになりますね。)