【佐川急便を退職して変わった価値観】起業すると嫌な奴でも話せるようになる考え方

5年前に起業したときに、これまでの価値観が大きく変わったことがあった。

それは、友人、人間関係のことだ。

17年7か月佐川急便に在職し、退職して自営でこれから取引先になるであろう会社を営業をしているときに、自分の環境も変わって心も変わったのだろう。

ある取引先の社長は、佐川急便で働いている時の同僚だった。

佐川急便に在職していた時は、あまり話が合うタイプではなかった。

正直、心の中で営業に行くのやめようか?とも思った。

岡本、「いや~、お久しぶりです。お元気ですか?」

社長、「元気ですよ~、岡本さんも起業したんだって?」

岡本、「そうなんです。今度、軽自動車を使って運送の仕事するのでぜひ仕事をいただければと・・・」

社長、「(社員に対して)何か軽(自動車)でできる仕事あるか?」

社長、「岡本さん、なんとかするよ。今度連絡するからさ。」

岡本、「有難うございます。よろしくお願いします。」

普通の営業訪問だったが、帰りの車の中で考え方が変わったような気がした。

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共通のことがあれば話が合わない人も合うようになる!

岡本、「(心の中)人との付き合いは、仕事中心になって、仕事上の価値観が優先されるんだな!?」、と思った。

これからは、休みも少なくなって毎日が大変になるだろう。

生活を保障されていた昔とは、考え方が変わってきている。

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生活に余裕がないと選択肢も狭まる

それから2か月後、LINEで20年間会っていない昔の親友から連絡がきた。

20年前まで、毎週金曜日を「飲み会」と定め、ほぼ毎週飲みに行っては将来を語り、お互いに良いところも悪いところも知っている親友だ。

高校の野球部を引退して情熱を傾けられるものがなく生活が荒れていたとき、将来の話をしていた大親友だ。

私が、佐川急便で働くようになってなかなか会えなくなっていたが、常日頃会いたいと思っていた。 

大親友F氏、「岡本か?、元気か?」

岡本、「ああ、元気だよ。」

岡本、「お前は、元気か?」

大親友F氏、「ああ、元気だよ。今度会いたいな!。色々積もる話もあるだろう。」

でも、私は、会おうとしなかった。

会って居酒屋に行き、話をすれば大いに盛り上がり面白いだろう。

でも、心の中で、過去の人かな?、と思った。

私は、家庭環境が変わり、妻とは不仲になり別居生活をしていて、2軒分の家賃を支払わなければならない。

面倒臭いなとも思ったし、20年会ってなければお互い価値観も変わってるだろうし、仕事以外の人と会って談笑する余裕もなかった。

岡本、「(心の中)もう、過去の人になったんだな!」、と思った。

今の私には必要ないな、と思ってしまった。

結局、気の合わなかった昔の同僚の社長と会うのを優先し、昔の大親友と会うのを拒んだ。

数年前だったらこういう選択は、絶対しなかっただろうが、生活環境が変わって価値観が大きく変わってきている。

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