小島瑠璃子の恐怖体験に見るAI導入後のタクシードライバーの仕事のありかたとは?

タレントの小島瑠璃子さんがテレビ番組に出演した際、自身のストーカー被害についてコメントしたことが話題を集めている。

 

駅から人がついてきたケースや、タクシーに乗った際、以前もお世話になった運転手だったことから「〇〇だよね?」と自宅を覚えられていたこともあり、恐怖感を覚えたとのこと。

 

タクシーの運転手としては親切心かもしれないが、有名芸能人であると共に、一人の女性である小島瑠璃子さんにとっては「恐怖」だったのだろう。

 

そのことがあって以来、タクシーを利用する際には家の近くではなく家から離れた場所で降ろしてもらうようになったとのこと。

 

ドライバーとしては親切であることは間違いないかと思うが、「女性芸能人」という立場では恐怖感が…という話だが、この話は運送会社のドライバーとしても決して他人事ではない。

 

タクシー業界に求められていることは実はとても細かい

ニーズの細かさという点ではタクシー業界も相当なものだろう。

 

ヤマトや佐川など、運送業界に求められていることも細かいが、タクシーの場合、直接お客を乗せて運転することになる。

 

ヤマトや佐川の場合、お客と向き合うのは一瞬だがタクシーの運転手の場合、常にお客と共にある。

 

近年はタクシー車内での事件をニュースで見かけることもあるなど、タクシーの在り方そのものが岐路に立たされているのだろう。

 

それ以上に大変なのがお客のニーズの違いだ。

 

例えば同じ「タクシー利用者」でも運転手から話しかけられるのが迷惑だという人もいれば、逆に車内では暇を持て余しているから話しかけてもらっても困らないという人もいるだろう。

 

観光客もいればビジネスシーンでの利用者もいるし、さらにはちょっとした移動手段として活用する人もいるだろう。

 

その点ではダクシーの世界もまた、多種多様だ。

 

タクシー業界が恐れているものといえば

タクシー業界が恐れているものは二つある。

 

一つは「ウーバー」に代表されるライドシェアだ。

 

ウーバーは広い意味では「白タク」に分類される。

 

そのため、日本国内では「水際」で食い止められているが、ウーバーの進出でタクシー運転手の年収が100万円ほど下がっている国もある。

 

それもそのはずで、アプリ一つで近くで「足」になってくれる人を呼べるのであればタクシーを探すよりも便利で安い。

 

いずれこれが本格的に導入されたら…という危機感はあるだろう。

 

だが日本では「白タク」への規制は厳しいので「大丈夫だろう」と安心している業者もあるだろう。

 

しかし、もう一つの脅威である「自動運転」に関してはタクシー業界は戦々恐々としていることだろう。

 

もしもだが、自動運転、さらにはAIが更に発達し、「タクシー運転手」が完全に不要になる時代は遠くない将来に訪れるかもしれない。

 

それこそ「運転手の話は面倒」「住所を覚えられたら恐怖」といった人々からすれば、完全自動運転の方が断然ありがたいのは言うまでもない。

 

さらには行政レベルでさえ自動運転を推奨している。

 

首相でさえ「2020年のオリンピックには自動運転のタクシーを走らせたい」と発言。

 

タクシーの運転手たちにとっては気が気ではないだろう。

 

AIの進化は速く、且つ正確

「AI」という言葉の奥には「遠い未来」という意味を感じる人も多いかもしれないが、既に様々な企業のビジネスシーンに於いてAIは導入されている。

 

自動学習により、それまでのデータから予測の確実性が段違いになった。

 

いわば「場数」をこなせばさらに優秀になる。

 

タクシー運転手はこういった「自動運転+AI」とどのように戦うのだろうか。

 

プライバシー云々などを考えるとどう考えても「分が悪い」としか言えない。

 

AIにはできないこととは?

そこで求められるのは「AIにはできないこと」だろう。

 

ただ単にタクシーを「足」として捉えているのではなく、そこでのコミュニケーションを楽しみたいというニーズであればAIよりも人間の方が有利だろう。

 

もちろん「コミュニケーション能力の高い人間」であることが前提だが、「〇○(具体的な場所)に行ってくれ」というニーズではなく、「紅葉が綺麗な場所に連れて行って欲しい」「観光客があまりいない穴場に連れて行ってもらいたい」といったニーズであれば、「熟練ドライバー」にも勝機はあるだろう。

 

これからのタクシーの運転手に求められるもの

 

ヤマトや佐川の運転手も時代の流れと共に様々なニーズに適応されることが求められているが、タクシーの運転手も同様だ。

 

むしろこれからのタクシー運転手は、「道を知っている」だけでは食べていくことが難しくなるだろう。

 

今では、タクシー運転手でさえナビに頼っているドライバーもいる。

 

道を覚えなくともナビさえあれば案内はできる。

 

つまり、機械ができることで勝負しようとしたところで勝てる訳がない。

 

一方で、相手が望んでいないのに闇雲にベラベラ喋ればよいかというと、それも違う。

 

「お客の顔色を見る」という、AIではなかなかできないことをして、どのようにサービスを提供するのかが問われる。

 

これができないタクシーの運転手は「AI+自動運転」のタクシーに取って代わられてしまってもおかしくない時代が直ぐそこまで来ている。

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